飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

2023-01-03から1日間の記事一覧

成果を出す人間の特徴??

いまから、35年くらい前、 私が「外食産業」で働き始めたとき、社員用の研修が何回もありました。 当時の研修で講師がこんな話をしました。 「ある学校で、下駄箱の上に物を置いたまま、忘れて家に帰ってしまう生徒が多い事が問題となったので、2人の先生に…

飲食店営業は慢性的過重労働なのか ⑥完

【飲食業が過重労働になりやすいわけ 】 プロフェッショナル店長とは 店舗の責任者として人を束ね、施設と売上げを管理し、業績を高めていくための理論をもって運営している人です。「経営者」とは少し違います。オーナーシップをもった実務者とでもいいまし…

飲食店営業は慢性的過重労働なのか ⑤

【プロ店長】 人が本当に足りなくなれば、論理的には営業時間を減らす事が最も合理的な対策です。でも、それはなかなかできない。 そもそも、飲食店は多くの場合、運営戦略について合理的・論理的な判断ができていません。 考えてみてください。 飲食店をオ…

飲食店営業は慢性的過重労働なのか ④

【100食限定への疑問から】 さて、 飲食店営業は慢性的な過重労働なのかについて書きます。 このことについて、わたしが新たに考え始めたのは京都で1日100食限定のステーキ丼屋さんが繁盛し、その経営者がいろんなところで表彰され始めたころです。 そのサク…

飲食業営業は慢性的過重労働なのか ③

【超過勤務と過重労働の本質的違い】 通常、普通に営業できているお店が就業員の怪我や病気などののトラブルで人手不足に陥った場合、うまく乗り切るお店と、乗り切れないお店があります。 スケジュールに急な空白が発生するのですから、残業や休日出勤の発…

飲食店営業は慢性的過重労働なのか ②

【閉店を早めるお店が多い】 飲食店における1日1日の営業はビジネス全体から見ると、見えないくらい小さな小さな出来事なのです。 ですから、何か問題を抱えているならば、その日は休んだほうが良い とも言えます。 もちろん、勝手気ままに休んだり開けたり…

飲食店営業は慢性的過重労働なのか ①

【飲食店営業は持久戦でリーグ戦だ】 あけましておめでとうございます。 年末に体調を崩してしまい、軽い腸閉塞で9日ほど入院してしまったため、ブログが更新できませんでした。ご予約いただいたお客様や、ご利用予定だったお客様にも大変ご迷惑をおかけしま…