飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

繁忙期の人材を充足させる理論

手前味噌な話ですが


12月のアルバイトのスケジュールが出来上がりました。30日まで不足なく営業できそうです。地方から大学にきている人は年末帰省するので大きく不足するのではないかと心配しましたが、充分なスタッフィングをすることができました。あとは売上げを上げるだけです。

新商品の「旨辛もつ鍋」とかメール会員さんへの「金箔入り澪」のプレゼント手配とか、アイデアが膨らんでいます(笑)


ところで

アルバイトのスケジュールを安定させるには 

まず 一番忙しい月を埋めるために必要な人数を算出して確保すること、そして試験や成人式、学祭、お正月、お盆などのイベント期間にどれぐらい減るのかを予測して対策する事がポイントですね。

採用時に 自宅か下宿か 何年生か ホールかキッチンかを把握してそのバランスを保つ事が大切です。学生じゃない人の採用も考慮していく必要があるかもしれません。

どうしても苦しいときは近くに住んでる退職者に1日手伝ってもらうような決断もあります。


当店では 12月の繁忙期が一番大切ですが、

帰省する人も多いので 自宅から通学している人もある程度確保することが大きなポイントになります。

ただしサービスの適正は不可欠です


大学1、2年生は学祭や成人式の時に休みますし

3、4年生が多いと就職活動で長期休暇を覚悟しなければなりません。

彼らにとっては 学祭や就職活動は アルバイトより大切な事であることも知っておかなければなりません。もし、無理強いしたら、信頼関係は崩壊するでしょう。


て、考えてると1年かけて「詰め将棋」をやってる感じです。

12月の繁忙期をスムーズにスケジューリングするために

採用したり、宴会したり、賄いをつくったり、何でもない会話があったりするような感じです。

一番売れる時期に従業員が 数だけでなく力量、経験も

不足なく準備できたら 「詰め将棋」に勝ったような気がします。