飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

真面目にメニューの話書きました

今日はメニューについて


最近 「もつ鍋ラーメン・もつ鍋辛ラーメン」を
はじめました。

ここ1年でたくさんのメニューを追加しています
新メニューになる要件は
①まかない等で何度も味見している
②追加原材料が少ない
③戦略的な目的が明確である

です。
最後の「戦略的な目的」ってなんだ?と思われるかもしれません
例えば 焼肉を食べたお客様が最後にもつ鍋でシメるのが
当店の特徴ですが「中華そば」まで
食べると超満腹になって困る、とか、
コンロでもつ鍋するのが面倒だとか。
そういったお客様が、別のお店でシメのメニューを食べる事のないように
ラーメンを始めました。
もつ鍋スープで作るのでの、つまりもつ鍋を最後にシメるラーメンだけが
どんぶりに入って出てくるのです

そのほかの追加メニューとして 
もつ鍋を食べたお客様が焼いた肉を食べたくなったが、七輪出すのが面倒な
お客様のために とりもも焼き、せせり焼き等を皿でだすようにしました
もちろん七輪使ってくれるほうが美味しいんですが、
面倒だと言われてしまえば仕方ないです。
鶏肉はフライパンで焼いても味はおちませんので問題ないですが
赤身の肉はやっぱり七輪焼きが美味しいので皿では出してません

こんなふうに
どんな状況のお客様がそのメニューをご利用されるのか
しっかり想定してから導入することが大事
当店では 焼肉のお客様を焼肉だけで終わらせない
もつ鍋のお客様がもつ鍋だけで終わらない
というのが 「戦略的」で 目的は
満足度アップでリピート率と売上げのアップです