飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

ユニホームを買い足す

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手前味噌な話ですが

先日、ユニホームのTシャツを

整理していて思い出しました。

 

もう一つお店をもってて、

店長さんがいたとき

彼から

「ユニホームを忘れるときが

あるので、

忘れたときのための予備ユニホーム

を購入したい」申し出がありました。

普通の申し出なのです。

 

私は

新しいユニホームを

購入することは許可しましたが

『忘れた人用』ではなく

『ユニホームを忘れない人』に

2枚目として配ってほしい、

といいました。

 

忘れた人は適当な

無地のTシャツかなんかで

はたらいてもらうことにしました

 

その上で

なぜユニホームを忘れるのかを調査すると

『お店置いて帰るからだ』

ということが判明しました。


同じTシャツなんで 

そりゃ置いて帰ったらなくなります。


したがって

ユニホームは個人管理であることを再確認し

お店に置いて帰ることをやめていただきました

このアクションは理由が明白なので 

問題ありませんでした。

 

この件で

2つの発見がありました

ひとつは

『投資』は誰のためにするのか 

人的な優先順位の考え方です

そりゃパフォーマンスの良い人に

投資するんです


新しいユニホームを誰のために買うのか。

そりゃ、忘れたり、紛失したりしない人

のために買うのです。

 

ふたつめは

問題が起こったら まず何をするのか・・・

原因を探すのです。

原因を特定してから対応するのです。

 

「ユニホームを忘れる人がいるから

買い足す」

このアクションは

原因の追究・特定ができてないし、

優良な人材への投資でもありません

 

このアクションは良くない! 

という説明をしましたが

 

結果的に

「オーナーは 変人で、どケチなんだ」 

と思われただけのようでした。

 

難しいですね。

 

一般的に、

経営者は

人やお店のパフォーマンスに関して、

どんなふうに関わるかといえば


問題点のあるお店を探して

資源を使って改善(ボトムアップ) 

することが好きなんです。

しかし

投資は 優秀な人(トップアップ)

にするほうが有効です

 

このへんもまた

難しい



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