飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

なんとかなる気がしてきた

お題「ちょっとした贅沢」


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手前味噌な話ですが

 

緊急事態宣言中はもつ鍋のテイクアウトを始めました。

最初は、

店内でお召し上がりになるお客様が

いなくなることへの対応です。

通常営業していて、批判されるのもイヤだったし・・

で、販売価格をきめるんですが

「店内で食べてる人が『えっ』思うくらい安くする

のはよくないから・・・」と考えていましたので

税込1,380円に設定しました。

でも

何のためにテイクアウトを売るのかを

もう一度、よーく考えてみました。

最初は少しでも売上げになれば・・・だったのかも

しれませんが、

システムも脆弱だし、大量生産もできない。

はっきり言ってテイクアウトの売上げ

では、売上げ補填には全然足りないだろう。

 

では どう考えるか・・・

朱々仁川がやるテイクアウトメニューは

仁川にある飲食店として、

外出できなくなってしまった近隣のお客様の

お役に立ちたい、という気持ちじゃないかと。

みんな、毎日お母さんのつくるごはんを

食べていると思いますが、

たまの夕食で外食気分を味わうのもいい。

お母さんも大変やし。

ストレスも減って楽しいやんか。

だったら価格はキリのいい 税込1,000円やな

34%引きで 相当安いけど

それもええわ。損はせんだろう

と、思って腹を決めて始めました。

 

やっぱり売れます。

 

昨日も3セット買ってくれたお客さんから

「朱々さんがテイクアウトをやってくれてホンマに

助かる。ほかの人にも勧めるわ」と言われました。

 

やっぱり飲食店は お客様が来てくださって

ナンボやね。

お客様がいてくれるからお店があるのであって

決してその逆ではない。

 

テイクアウトを作る作業は慣れてないので

わちゃわちゃしますが やっぱり忙しいのは

楽しいわ。

 

難しい局面ですが なんとかなる 気がしてきた