飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

戦略的まかない

今週のお題「遠くへ行きたい」

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石焼ビビンバ

 

 

毎日、従業員には「まかない」を食べてもらいます

「何食べたい?」って聞きます

昨日のアルバイトさんは「炭水化物じゃないもの」

がリクエストだったので、

とろてっちゃんと野菜を炒めたものを作りました

サラダ油などは使わずとろてっちゃんから出る脂だけで

作るとすごくおいしくできます

 

もう一人のアルバイトさんは

新人で、何を食べたいとか まだ言えなかったので

「石焼ビビンバ」を作りました。

 

そのときベテランのアルバイトさんが

「めっちゃおいしいで」とポツリ

新人さんは嬉しそうでした

 

そのベテランさんは 冷めんを注文された

お客さんにも「めっちゃおいしいです」って

言ってました。

 

まかないを出す理由は

福利厚生的な意味が主なものでしょう

 

ですが

販売促進費用として考えてみるようにしています

特に新人のうちは 

正規の商品をきちんと食べてもらう

そうすることによって

お客様に自信をもってすすめていただけるからです

 

 

それだけでは飽きるので

意表を突くようなメニューも用意したほうがいいです

 

当店には 親子丼用の鍋があって

よくまかないで作りますが

お客様に親子丼を出した事はありません

親子丼は 美味いけど何かしっくりこなくて・・・

 

ナポリタンスパゲティもうまいけど

商品としてはしっくりこないなあ

 

飲食店にとって 「まかない」は

福利厚生

販売促進

商品開発

技術革新

いろんな面で強力な武器です

使わん手は無い