飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

原因と対策がリンクしてるのか

今週のお題「今年も後半戦」

 

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手前味噌な話ですが

 

一難去ってまた一難・・・・・やなあ

 

東京の飲食店に10時閉店の要請が出ました

感染拡大がおこっているのはわかりますが

原因は多岐にわたり、不明確な点も数々あることも

指摘されています

 

なぜ、日本人の重症率・死亡率は低いのか・・・・

家庭内感染や感染経路不明者が増加している・・・

 

しかながら

出てきたアクションは

きわめて具体的な 「営業時間短縮」

 

具体的なアクションというのは 

的外れな場合 結果がぜんぜんでません

 

具体性は欠けるが包括的な方策は

個人の裁量によって違ったアクションを生みますが

それなりに成果がでるでしょう

 

飲食店で感染が広がる理由は

会話が発生するからですよね

料理が汚染されているという前提ではないはず・・・

 

問題は「会話の発生」なのですが

そこを強調せず、「飲食店」という環境に原因を置く

政治的な指導者として 

この方法論は間違ってないと思います

上手いやりかたです

 

しかし

この方策の発想の原点は

「国民は酒をのみながら食事したら、盛り上がってしまって

感染対策を忘れてしまい、大声で話してしまうでしょ

だから 飲食店自体に制限をかけるのよ」

て ことで

「なぜ、だめなのか」という 

本質的な事を言っても伝わらないという思想です

 

私はこの打ち出しには 

国民に対する リスペクトがないし

完全な予防対策をしようとする責任感もない、と思いますよ。

 

論理的には飛沫感染と営業時間に関連は無いですね

宴会の長さには関係があるかもしれませんが

それも誤差の幅の多い理論ですね

 

ほんまに対策するなら

超法規的に、営業停止(自粛)を求めるか

 

法的に許される範囲で

飛沫感染の危険性だけを必死に説明して

国民に自覚を促すだけでもいい

 

どちらも、首長は批判にさらされるが

その真剣さに納得する国民もいるんではないですか

 

この「営業時間短縮要請」は

「やったように見える」だけですね

 

これで、

飲食店と飲食店に行く人に対して

脅しをかけただけ、でもあります

 

「脅し」が目的ならOKですが

リスペクトがないなあ

 

5人以上の会議を禁止・・・・

(リモートではなく、マイクの使用もない場合)

は、意味がわかる

(根拠は無いっていっちゃってるのも好感もてる)

だって大人数になれば 端っこと端っこの人は

大きな声を出さないと会話できないもんね

簡単な理論だ 

 

 

営業時間を短縮したら

大きな声はでないんですか?

ツバ 飛ばないんですか