飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

方針転換

お店に電話がかかってきました

曰く

「いまから15分後に行きますが、

GO TO イートの予約はできますか」

当店は平日予約は当日3時までですから、

営業後は

予約できません旨伝えると

「おたくはGO TOイートの参加店ではないのですか」

と言われました。

 

参加店ですけど、兵庫県の食事券は

まだ販売されていないことを

伝えました。

 

つまり、

このお客様はシステムが

わかってないんですね

 

当り前ですわ


ご自分が飲食店経営者でないかぎりは

理解する必要もないですね

 

だから

 

お気づきでない方もいらっしゃると

思いますので、

飲食店における

GO TO イートポイントの付加について

説明したいと思います。

 

まず、お客様がグルメサイトから予約します

この時点では1000ポイントは付与されません

 

で、実際お客様が予約通りにご来店されて

お食事し、代金を払うとします。

この時点でも1000ポイントは発生しません。


翌日、グルメサイトから、飲食店に

「昨日のご予約の〇〇さんはご来店されましたか?」

という確認が入ります。

そのメールにYESするか、

または無反応だったら

お客様に1000P付与されます。

 

ですから、

お客様が来店しなかったら、それを

サイトに入力するんです。入力わすれたら、来てないのに、お客様に1000p発生してしまいます。

理由とか選択しないといけないので、

ややこしい。


でも、飲食店側で会計の下限を決めて

「代金1000円以下は来店とみとめない」

と打ち出せば

トリキ錬金術のような事態は起こらない

と、なります。

 

当初、国は、当初このような対応をしてほしいと言ってました。

しかし、一転して1000円以下の会計だと

1000ポイント付与は認めない

という方針になりました、

ややこしい、仕事増えた。

 

私が言いたいのは

国はリリースしたものを変えるのだったら

現場に負担のない変更をしてほしいと

いうことです。

 

じつは、グルメサイトというのは

「1000円以下の会計では

自動的にポイントが付かない」

ような設定には、

できないシステムなんですよ

 

いくら使ったか、現場でしか

わかりません。

しかも、この方針変更についても

結局、お客様には現場の人たちが説明する

ことになるわけです。


政府は一回いうだけ。


現場では

いろんな文句や反応が出てくる。


願わくば

1000円以内でポイント付与した飲食店が

悪者にならないようにしてほしいです


そういうケースもあります。

 

やっぱり 最低価格の方針については

それぞれの

現場にまかせてしまったほうがいいん

です。


国も最初はそう言っていた。

でも 次の日 方針が変わった。

 

マスコミに合わせたんでしょう


でも、飲食店さんへのインタビューでは

「それをどうするかは我々の仕事です。

300円で帰ろうと思っていたお客さんに

いつのまにか1500円使わせるような

接客サービスをするのがプロでしょう」

といってる焼き鳥屋さんもいましたよ。

 

昨日 

ホットペッパーの人と電話で話ましたが

曰く

ホットペッパー画面に『1000円以下はポイントつきません』って書け。書いたらどう見えるかも説明して」

という飲食店からの電話が

多いそうです。


イライラしてるのが伝わってきます。

 

あくまで、

政府方針がアナウンスされただけで

明文化された法律ではないし、

先に書いたように

グルメサイトがコントロールできるアクションではないので、困って、イライラしてるんでしょう。

 

グルメサイトも可哀そうやな、

と思いました。


自業自得やけどね

 

政府の皆さんは

マスコミが騒いでるから、

合わせていく気持ちはわかりますが・・・

 

システムが追い付いていない事

知ってるくせにやった感じにするのは、

どうかと思いますよ。

 

結局、グルメサイトの現場が混乱してるし

最近、政府じよる場当たり的な発表が多い

と思います。

 

政府の皆様!

十分感謝してますから

どっしり構えてください。

大丈夫です!!