飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

換気とは

冬場になって感染者が増えてきました

3密回避は今でも大切です

 

秋は入口開けっ放しだったお店も

冬場は寒いようで・・・

「30分に1回扉を開けて換気しています」

とか言うてるお店もあります

 

ご丁寧にその言葉をテレビで流したりして

換気の重要性を説いたりしています

 

それで、換気できてるの??

 

普通のおうちだったら

「窓を開けて空気を入れ替える」で

いいんでしょうが、

飲食店が入口の扉を開放しても

店舗の奥行が長かったり

反対側に窓がないので空気が通らなかったり

しませんか

 

飲食店の空気の流れは4種類しかありません

自然給気

強制給気

排気

エアコンによる循環空気

 

空気をいれかえたいならば

まず

「排気(強制排気)」が不可欠です

 

逆に言うと排気しないと給気しません

排気が十分にできているお店は

入口を開けっぱなしにしなくても、

自然給気口(通常は天井裏)

から外気が入ってくるのです

 

だから

入口の扉を開けっぱなしで営業しているお店は

「排気能力」に問題があるのではないでしょうか

 

「入口を開けっぱなしで営業しているから

3密回避できている」とは言えませんな

 

テレビは

こんな感じで

科学的なコメントをしてくれたらいいなと

思います


第3波になって庶民の知識レベルは

上がってますが

相変わらず、

情報のレベルが低いんじゃないかな

 

政府がほんまに3密回避したいなら

排気能力の低い店舗を行政指導して

追加投資の相談に応じたら

いいんじゃないですか

 

冬の寒さの中

入口開けっ放しなのに換気できてない

お店で食事するお客様とか

従業員が気の毒



 

 

 

 

 

 

 

入口の扉を開けただけでは 換気にならない

こんなことは常識です