飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

話し合い

手前味噌な話ですが

 

アルバイトで採用した人を働き始める前に

退職してもらいました

いわゆる「内定切り」ですね

なぜそんな事態になったかというのは

本人さんのプライバシーに関わるので詳しくは

書きませんが、スケジュール上の問題です

本来、もっともっと稼ぎたいのですが

アルバイト先がみつからないので

それほど稼げない当店でバイトする事にきめたけど

稼げるバイトがあったら優先したい・・

つまり当店の予定スケジュールを変更することになる

ことが多くなる・・

こんなかんじですかね

相当長期にわたって悩んで「お断りする」事にしました

 

さあ、準備です

オリエンテーションの日に切り出す予定でした

・目的はなにか

・問題点は何か

・何を話すか

・何を用意するのか

・一番気を付ける事は何か

について検討しました

 

よーく考えてみたら 一番伝えるべきことは

「この職場とあなたの生活ベースはマッチしていません

面接の時にわからなかったのは私の責任です。」

ということですね。

 

つまり、相手に問題があるのではなく、マッチングに

問題がある・・・・

このまま働き始めても マッチしてないんだから

面白くない事になります、ってことを伝えたいんだ

という事に行きつきました。

 

学生さんが何かの目的でスケジュールを変更したりして

最善の予定に組み替えることは

決して悪い事ではありません。

デートとか、学校行事とか・・・

 

でも、そのために

キャンセルされる方は そうとはとらえない

「困るなあ」となる

それが感情的な問題になることもしばしばですね

 

今回の話あいでは、まず本人のアルバイトに関する

考え方を確認して、

バイトのキャンセルに関して比較的柔軟な対応をする当店は

キャンセルを認めない強硬スタンスのお店にいつも

スケジュールを譲らなければならない、ということ

 

また、キャンセルを認めない店は、

言い換えれば「あなたが求められている」店

なのだから 当店ではなくそこで働いた方がハッピー

 

2つ以上のバイトをしたいのは問題はないけど

その2つがピーク曜日が競合しているので、この問題は

今後も続く、ということ

 

を合意

 

で、当店でのアルバイトはやめておこう

という結論で合意しました

 

センシティブな問題なので

ビビりましたが

話し合いえば分かり合えるもんです