飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

正月の企画で女性の優しさを感じる

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やっぱり女性のほうがやさしい人が多いですね。

この1月、新しい年のはじまりだから何かおめでたいものを用意できないかなな?と思い、最初に思い付いたのが「紅白まんじゅう」でした。でも作るのにお金がかかるし、賞味期間も短いから、紅白のクッキーを作ろうと思いました。ちょうど知り合いのお菓子屋さんが自由なロゴ入りのクッキーを作ってくれるので「こりゃいいな」と思って、サンプル的に作ってみました。いざ、作ってみると美味しくて素晴らしい出来栄えなんですが、サイズが大きすぎて、まだ小さな物は作れないとのことでした。大きさ的にお客様がびっくりしそうなのと、大量に作るとコストが合わないので、使いたかったのですが、ちょっと今年は遠慮して・・・。いろいろ考えて「紅白ロゴ入りステッカ-」を作ってみました。電気量販店さんで売っている エーワンラベルシート(A-one) を使って「朱々」のロゴを自分のパソコンで印刷するのです。シートはステッカーになっているし、光沢紙で水に強い印刷もできます。なぜインクジェットプリンタ-で防水印刷できるのかわかりませんがね。いろいろ試作して苦労しましたが、丸形シールの紅白ロゴステッカーが出来上がりました。

 

我ながら良い出来です。きれいなビニール袋に1セットづつ個包装して、お会計の時にレシートと一緒にトレーにおいてお客様の前に持っていきます。お客様が反応しなかったらそのまま持って帰ってくるようにしました。3組に1組くらい持って帰ってくださったらエエかな、と思っていましたが。今のところ100%受けっとっていただけてます。嬉しい。とくに女性の方の反応がいいですね。

 

先日の女性のお客様との会話ですが、シールを指して、まず「コレ何?」と聞かれます。すると「お店のステッカーです。」と言います。そして「ボクが作りましてん」と加える。そうすると急にやさしい目になって「そうなの!!」と言ってくれました。あとは、「かわいい!」「ええやん」とか そんな反応です。私がパソコンで作った物なのでたいしたもんではないですが、50過ぎのおっさんが嬉しそうに「ボクがつくってん」って言ってる事が、かわいらしいと思ってくれたようです。ほめてくれました。

 

だいたいの女性の方は 喜んで持って帰ってくれたり、すぐに自分の携帯に貼ってくれたり、連れの男性の部屋の玄関に貼るように指示(?)してくれたり、さまざまですが、手作りであることを尊重してくれて、大事に受け取っていただけます。優しいですね。頑張ってる事を認めてくれているように感じました。母生ですかね。

 

男性陣は「欲しい、かっこいい」と言って大騒ぎして受け取ってくれますが、お帰りになったあとに、テーブル上に忘れてたりする人もちらほらいます。

自分も含めてですが、やっぱり男はアカンなあ。