飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

若者って結局いつの時代も同じだと思いました

20代の前半から35年近く、「アルバイトさんを確保して飲食店を経営する」という仕事をしています。30代ではアルバイトだけでなく、大卒の新入社員面接や中途採用の面接もするようになりました。ですから 私は16歳から23歳くらいの若者を面接、採用、起用する仕事を、35年間ずっとしていることになります。

 

今日、テレビで バトミントンの桃田選手、陸上のサニブラウン選手、福岡選手が対談していました。3人とも世界制した経験のある超一流選手です。会話の内容を聞いていると、「彼女いるの?」とか「1人の時何してるの?」とか・・・20代前半の若者そのものです。私が今、職場で 学生さんのおしゃべりを聞いているのと全く同じ気持ちになりましたね。

つまり、大多数の高校生、大学生、の年代の若者の思考や興味の本質は、いつの時代も変わらないということです。使っているツールは手紙→電話→ポケベル→携帯→スマホとかに変わっていますけど、集まってする会話は 「彼女いるの?」ですよ。だから店長として彼ら、彼女らに対する見方を変える必要はないです。

若者は公平、公正、正直を重んじます。矛盾は嫌い。純粋なんです。純粋さっていうのはどの時代も共通です。だから傷つけないように、率直に、大人として正しい事をわかりやすく伝えてればいいんだと思いますは。時代ごとに流行っている話題に参加する必要はありません。アニメとかゲームとかわからなくてもいいんです。彼らは大人にそんなことは期待していません。

彼らが期待するのは、安全な環境です。ねじれた環境に耐えれるようになるのはもっと先なんですね。今日のTVですこし自信つきました。彼らは正しくない事をえらそうに伝える大人からは離れていきます。社会のねじれを伝える大人にはなりたくない。