飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

飲食店長のブログだから書きます

4月1日から21日、また宝塚市の飲食店に時短要請が出ました。3週間ほど通常営業しただけでした。飲食店店長として、思う事を書きます。まず、感染の広がりをおさえるためには仕方ない事なので、時短はいたします。

しかし4月1日は「内税表記の義務化」の日なので全メニュー価格表示の変更をしなくちゃならない、また月末近くの発出なので今から4月の勤務スケジュールを全部変えないといけない。こういった感じで忙しくなるので憂鬱です。

また、飲食店の感染対策は全く信頼されていないのだ、と痛感しました。飲食店の感染対策はこの1年でずいぶん進化しました。しかし行政の行う感染対策は「営業自粛要請」ばっかりです。つまり感染対策なんか認めてないんです。何をしたら営業自粛しなくていいのか、わからせてほしいですね。閉店する以外に有効な方策ってないんじゃないですか。我々がやっている事が「子供だまし」なんだったら、そう言ってほしい。

29日の知事のお言葉に「はっきり言って残念。これだけ手を変え品を変え要請しても、1人1人自覚しないとなかなか遮断できない。」とありますが、「手を変え品を変え」っていうほどの政策の変化は無く、県民の自覚の無さを訴えておられます。「要請」で成果がでるなら、政治課題ではない。政治家の言葉として、適切では無いです。県民に責任を押し付けないで、本質的改善策を示して欲しい。

また「遮断できない」とおっしゃってますが、つまり「ゼロコロナ」を目指しているんですか。だったらロックダウンしかないですよ。やっぱり「WITH コロナ」のほうが妥当ではないでしょうか。議会は知事の政策の検証をしないのでしょうか。

いろいろ、意見はありますが、我々は生き残る事だけが目的ですから、やるべきことをやります。「90%以上が自粛に協力してくれている」という知事の認識はちょっと違ってて、生き残るための選択をしているだけ。