飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

仕事がうまくなりたかったら、仲間とうまくやってくれ!! 

新人のMさんは1年生の中でも最後のほうに入店してきたのですが、最近同じ1年生のOさんと仲良くなってきたようです。Oさんは1年生でも最初のほうの入店なので、知識はMさんより多いです。一緒に働いているときはMさんはOさんにやり方を確認していますし、OさんもMさんの動きに注意してわからない事を先回りしてアドバイスしています。良い関係だなと思います。

反面Nさんは、同学年の女子と積極的には話しをしないタイプです。仲が悪いってわけじゃないんですが、打ち解けてはいません。仕事中に無駄な話はしないが、お互いの知識を交換することもないって感じです。

最近そのNさんが 仕事をきちんと把握してない事を原因とするミスが目立ってきました。不安定です。反面、新人のMさんは堅実になってきております。これはOさんと仲が良いからだと思います。

 

これで気づく事として

最初の知識付けは店長とかお店の責任で行うのですが、その後、総合的にお店のサービスシステムを体感し習得していくきっかけは、同僚や先輩との「ちょっとしたコミュニケーション」とか「雑談」による場合が多いのです。同僚や先輩とうまくやっていけてる人は心配ありませんが、仲間とのコミュニケーションに「?」がある人はたいてい頭打ちします。だから店長が教えるのですが、同僚や友人ほどの時間は割けません。店長と仲良くなろうされても困りますしね。不公平に映るのもどうかと思うし。

つまり、、

それほど、「仲間」からうける恩恵は大きいのです。仲間とうまくやっていける人ばかりならば、店長はサービス全体のありかたをよく見て正しく管理していたらいいのですが、仲間になれない人は、だんだん扱いが難しくなってきます。

だから定期的に宴会をしたりしますし、ホール係の方同士がヒマなときに仲良くおしゃべりしてたりすると、安心したりします。