飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

いろんな事がみえてきて  言いたくなりました

阪神タイガースが強いので、TV中継を盛り上げいこうと思ったら、昨日は地上波中継がありませんでした。あわててDAZNを契約しました。でも久しぶりの敗戦。こんなもんですなあ。

阪神の話で申し訳ないですが、外国人バッターのサンズさんとマルテさんが無茶苦茶に頑張っててホームラン打ちまくってます。これは、コロナで入国が遅れてたもう一人の外国人バッターのロハスさんが最近、入国できて、そろそろ2軍戦に出だしたからではないでしょうか。2人出場できる枠に3人いるので「競争原理」で実績が上がっていく。これは組織として正しいやり方です。

ここで気を付けないといけないのは「実力のジャッジが正しい事」です。正しい目で実力を見極め、納得づくで入れ替えれば、さらに成績は良くなります。しかし、よくわからない理屈で、納得もなく1人を犠牲にしたら、あとの2人も「いづれ自分たちもこうなる」と思うので、チーム力は下がります。このへん、矢野監督や阪神球団の腕の見せ所ですね。

 

昨今、医療崩壊・病床不足が叫ばれております。医療従事者の皆さんの頑張りは敬服しますし、頑張ってほしい。

 

で、医療崩壊・病床不足を解決できるのは誰なんですか?。

 

百貨店や飲食店に営業停止を求めるのはいいですけど、それが病床不足を解決する手段なんですか。この辺りの理由付けが良くないんです。

普通は「病床不足」の解決策は「病床増加」なんです。でも「病床不足」の対策として、「発病抑制」をもってくるから「そんなこと可能なのですか?」という疑問になる。

TVで医療関係者が出て来て当然のように 病床不足を前提とした理論を展開している。1年以上前から病床は全然増えてない理由がわからないので、入ってこないんです。日本はイギリス等の先進国の10分の1以下の患者数なんですけどね。

 

まずは 王道の「病床増加」もしくは「病人転送」とか、直接的なアクションを優先してほしいです。

 

これがビジネススクールだったら、「商品〇〇が足りないがどうしますか?」という問題で、需要を抑制するという答えだけで、在庫を増やすという答えを避けたら、合格点とれますか?

なぜ、そういう考えになったのかな?、という質問が出て、キレイに答えれたら、最低点合格にはなるかもしれませんが、気持ち悪い答えですわ。気持ち悪いから、真剣に取り組めない。(理論が信頼できないから、飲食店や百貨店は「正しくやろう」とおもわないで、「うまくきりぬけよう」って思うんです)

 

病床が不足しているため 飲食店や百貨店が責任を取る?いやいや、医療業界(医療従事者じゃないよ)と政界が責任をとってください。

そもそも飲食店や百貨店はこの問題には、手出しできないんですから。

これが ものごとの スジ ちゅうもんやないですか