飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

募集のコツについて考えさせられました

 

「店長、うちのお店なぜ美人が多いのですか?」と2年生のバイトが聞いてきました。自分の働いてる店が美人が多いって、自分も含んでるのか?とは思いましたが、丁寧に答える事にしました。なぜ美人が多いか、それは美人を選んで採用しているからですね。美人という表現を問題にされるかもしれませんが、私の立場からすると飲食店をするにあたって、お客様にウケそうな人を選んでいるということです。誤解無きように。

「美人」を採用するにはどうすればよいか?それは応募総数を増やす事です。

では応募を増やすにはどうしたらいいですか?これには考え方が2つあって、1つは、コストをたくさんかける事です。(媒体量、媒体料金、時給など)もう1つは応募条件を緩める事です。私は応募条件を緩めて、採用基準を高めています。

応募基準とはなにか?これは地域や業界によっていろいろあります。よくあるのは「経験者優遇」ですね。これは応募条件を狭めています。反面「初心者歓迎」は応募条件を緩めていますね。私のお店で一番効果的な応募条件緩和は「髪色・爪・ピアス自由」です。この緩和が女子大生の応募を促進する効果は絶大です。応募者が増えるだけでなく、応募者のアピアランスが向上する効果もあります。応募者のアピアランスが向上するので必然的に「顔採用」「容姿重視」のイメージがありますが、それは応募者全体のレベルが上がっているからではないでしょうか。関学のおかげです。

 

でも、女子大生の生活実態はそんなにかわりませんから、面接のときにスケジュールをくどくど確認する必要はありません。サークルか体育会か?自宅か1人住まいか?ぐらいの確認で大丈夫です。あとはどんな性格の人かな?バイトの経験あるかな?ぐらいの質問でOKです。つまり一目見た瞬間にだいたいの採・否は決定しております。したがって、採用された人は自分がふるいにかけられた印象が無く「全員採用してるんちゃうか」と思っているのです。じつはその裏でお断りした方もたくさんいますが・・。

 

アルバイト自体は平和に運営されていますよ。素質に問題はありませんから、気持ちよく働いてくれたらいいだけですから。だれでも気持ちよくニコニコしてたら感じよくみあるでしょ。

バイトさんの質問が起点でこんなこと考えました。会話の中から理論が確認されるんですな。

平和に運営するための「仕掛け」はまた別の機会に書きます・・・