飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

「まだ手書きの伝票つかってるんですか?」と言われました。

セールスの人に「まだ手書きの伝票つかってるんですか?」と言われました。

 

最近は個人店もグランドオープンからタブレット端末でお客様がオーダーを直接入力するシステムにしたりしています。コンビニそでもオーダーは口頭で行いますが、会計はセルフシステムになっていたりします。現金投入口がお客様の方を向いている機械です。

今日もコンビニに行きましたが、会計はセルフシステムでした。袋を買わなかったので、商品を渡したあとの店員さんが手持無沙汰な感じになるし、お客さんの方は財布出して会計しているところをジーっとみられてる感じがするし、早くレジ前の商品を受け取らないといけないし、微妙な空気が流れてしまいます。

そのうちレイアウト自体が改善されて、微妙な空気は改善されるのでしょう。チェーン店にはシステム導入によって安全面においてメリットがあるんでしょう。レーバーコストは下がるかもしれませんが、それよりシステム保守費用のほうが高いかもしれんなあ、とか思っています。

しかし個人店においてはメリットあるんでしょうか。小規模のお店については労務費が下がるとは思えないし、会話のチャンスを失うデメリットのほうが深刻ではないかと思う。私たちはお会計時「すみませんね、お酒売ってなくて」とか「どこから来ましたか」とか「かわいいお子様ですね」とか、何か話しかけてみる事が多いです。食事も終わってるしお客さんはリラックスしているので、案外長い会話に発展したりします。これはリピーター獲得にとっておおきな前進です。

中には「話しかけられるのがいやだ」という人もいるかもしれませんが、大多数において、すこしづつお客様との距離感を詰めていくことは良い事と思っています。

今後の勉強のためにグランドオープンから 非接触・モバイルオーダーの小規模飲食店の経営戦略を一度じっくり聞いてみたいと思います。まだまだ自分は情報不足かもしれませんので。