飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

宣言下の運営はきつい

切実な問題が起こっています。

時短営業で、今は平日8間までしか営業できないので、勤務シフトにたくさんの人数を入れる事ができません。そんな中、7時から働けますという希望スケジュールを提出してきた人が数人いました。(7時からでは出勤して30分でラストオーダーになる・・・)この希望スケジュールは受け取るわけにはいかない。もし時短要請が解かれてて、11時まで営業できるようになったら使えるのではありますが、その保証もない。だから受け取れない理由を伝えて、変更できるなら(5時から入れるなら)変更してください、と伝えました。変更する人もいましたが、無理な人もいました。無理は無理でしかないから「時短が終わったらがんばろう!」といって全休にしてもらいました。

売上が足りないし、営業時間も伸ばせないので、率直に分かり合うしか方法が見つかりませんでした。残念です。

そんな中、「毎週土日を休む」と言ってきた人もいました。聞くと「ほかのアルバイトとの兼ね合い」とか・・。たいしたもんです。この状況下でほかのアルバイトが見つかるんですから。こうなってくるとその土日の休みが長期ていなものかどうかが分かれ目です。土日は12時から8時までは営業できますが、平日は3時間しか営業できませんから、「絶対に、長期的に土日は働けない学生」を平日に使う理由はないので、そーっと、全休にすることにしました。こういうメリハリはなるべくわからないようにしたいのですが、緊急事態宣言によって、どうしてもこういうメリハリをつけないと、やっていけないのも実情です。「肉を切らせて骨を断つ」戦法とでもいうのでしょうか。

とにかく、無駄なものはできるだけカットしますが、根幹をなすコトに関しては大事に守っていくのです。一見不公平に見えるんで困る。

しんどい。