飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

やると言ったら、やってくれる人についていきます

 

店長の従業員に対するリーダーシップが壊れる原因は程度に合わせて、いろいろあります。その中でも「店長の徹底性が無い事」が、かなりの威力で崩壊につながると思います。

「やるといった事を実行する能力が無い」はウソをついている事より、罪が重い時があります。「できるんだけどやらない」と「できもしないことをやるといった」は意味が違います。前者は実力がありますが、後者は実力が無いという前提の話です。

チームのメンバーとしては、優しいリーダーが良いのですが、いざという特に、優しいままで何の役にも立たない人だとわかれば幻滅します。いざという特に 優しさはなくなっても、みんなを率いて切り抜けてくれるほうが、職場は安定しますし、あとで「キツイ事言ってすまなかった」と謝られたら、「まあいいか」と思います。その人がいないと切り抜けられないピークだからです。チームメンバーはそれくらいの見極めはできます。

 

大阪、東京では酒類販売の飲食店は営業停止が要請されています。しかしテレビではお酒を売っている飲食店の映像が何度も映されています。そこに見回りの役人さんが「お願い」をしているが、弱腰なので適当にあしらわれ、結局深夜まで営業しています。私も先週、難波のあたりを歩いたら何軒かの飲食店がお酒を売ってました。

お店さんにとっては、各々事情があるでしょうから、意見はありません。

でも行政はこういう光景が出てきたら、お酒をストップしている店舗の関係者はどう思うか?を真剣に考えてほしい。まさしく「正直者がバカを見る」ような気持になります。だからといってお酒は売りませんが、営業権を制限したいならばちゃんと不公平にないようにしてほしい!と思いますし、行政に対する信頼は少しづつ崩壊しています。

大阪は知事が「やってくれそう」な感じを出してましたから。かえって幻滅の度合いも多く、「かわいさ余って憎さ100倍」みたいなもんで、顔もみるのもイヤです。すぐに経済にシフトしてくださいとは思いませんが、切り口や取り組み方を考えてほしい。なんでも「延長、延長」では無策というか万策尽きた感じです。たいして実力もないのに「やる、やる」言うてくれるな。

6月も緊急事態宣言延長になるかもしれません。そうなれば従いますが、心の中の行政リーダーに対する信頼感は崩壊します。

感染対策やワクチンについてしっかりやってほしいと思いますし、経済は後回しでもいいと思いますが、納得いく説明が欲しいです。「人流を止める」といって、止めれてない場面ばっかり見せられては「自分たちがバカを見ている」としか思えない人、多いんじゃないですかね。