飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

梅田や難波の飲食店をなんとかしてください。無法地域に見える。

昨日、

大阪梅田近辺を歩きましたが、お酒を売っている飲食店だらけでした。もう、この地域ではコロナショックは過去のものになっているようで、苦々しい思いでした。

営業しているお店に対して、コメントはしません。理解できるとも理解できないとも。一つ一つのお店によって事情も違うでしょうし。

しかし、大阪府大阪市はもうお手上げなんでしょうか。梅田からなんばの繁華街が感染源になっていると言っていましたし、年初はこの地域だけ自粛させていた時期もありました。

繁華街のお店は自粛破りをしていても、お客様や近隣住民の信頼を失う危険性が低いように思います。そもそも近隣に「住民」がいませんから。飲みたい人が集まるだけです。ほかに飲むところが無いので普段より売れます。需要が多くて供給が少ないのですから。

これからはやむにやまれず営業する、というよりも 「儲かるから開ける」お店が続発するでしょう。あと2週間足らずで要請解除となる可能性が高いのにもかかわらず、十数日の売上げを得るために開店してしまうわけです。

通勤途中の蛍池駅の近所にお客さんがコンロで焼くスタイルの焼き鳥屋さんがありますが、「6月1日から通常営業します」と堂々と告知して24時までお酒ありの営業開始したようです。日頃は満席になったのを見たことないお店ですが、超満員でした。儲かってます。住宅街と隣接している立地です。近隣住民の方はどう思っているのでしょうか。

 

行政の発信がこんなに無視された光景を始めてみました。不公平が容認される、すごい経験をしています。与党にせよ野党にせよ、行政・政治に携わる人は 自らの立場に対して「危機感」を感じているのでしょうか。あと数日だから「見てみないふり」をするのでしょうか。こんな状態を府民に見せ続けておいて、「政治を信頼してほしい」と言われても、ムリです。罰を与えるとか与えないとかではなく、「開けないでほしい」と必死にお願いする姿勢をみせてほしい。不公平を是正する事は住みよい社会を作る事の大きな柱だと思います。


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で、ないと酒屋さんもカラオケ屋さんとかもいたたまれん。

飲食店長のブログとしては世間に「申し訳ありません」と思います。