ラストオーダーという文化がありますが、ホンマに正しいのですか?
お店側からしたら、閉店時間を守ってほしいという欲求はあります。閉店時間を守ってもらえないと、ホールは残業になるし、全員の帰宅時間が遅れます。それを回避するためにラストオーダーを設定するわけですが、昨今、ラストオーダーをお伺いすると、ビールをひとりで3杯とか、沢山の料理を注文するお客様が現れました。それは閉店時間を守れないほどの量です。
感染対策で閉店時間が早いからかもしれません。これはルール違反ではありませんが、お店にとっては困る行為です。バイトが延長になって帰れません。増加する売上げと増加するコストのつり合いがとれません。
売上が上がれば文句はないだろう!という感じも良くない。お客様側に閉店時間までに食事を終える意思がありません。こちらから、文句はいいませんがね。大人の行為とは思えません。
で、新しい考え方としてお客様が「ラストオーダーは何時ですか」と聞いてきたら「ラストオーダーは決めていません。〇〇時に閉店しますので、その時間には終わってください。ですからラスト―オーダーはお客様にお任せします。」
と答えるようにしました。お客様にとっても、お店にとってもメリットのある方策だと思います。きちんお帰りになられてから、閉店作業しますので作業もややこしくありません。
一体、いつから「ラストオーダー」なる方式が、日本にあらわれたのでしょうか?
閉店時間だけでいいんじゃないですか。閉店時間を守ってもらえないお客様がいるから「ラストオーダー」ができたのでしょうか?だとしたら、解決策になってない。
最近お酒は7時まで、営業は8時までとかの要請がありますが、誤った文化を広めているような気がします。守りますがね。