飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

飲食店が15日から25日になすべきこと

8月15日、各所で線状降水帯が発生し、洪水などの被害がでています。頑張ってほしいと思います。ほんとうにたいへんな状況です。

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いろいろな事が起こっても、月の半ばになれば、我々飲食店は来月の準備を開始します。私も来月の1日から30日までのアルバイトスケジュールを作るので、みんなに来月の行事を伝え、バイト全員から希望スケジュールを集めで、必要に応じて交渉し、店舗スケジュールに落とし込んでいく作業が終わるのが25日くらいです。

 

今、兵庫県はまん延防止重点措置の地域です。知事が緊急事態宣言に変えるかどうかを言い出してます。毎回、毎回、「延長するとか、宣言のグレードを変えるか」を吟味しだして、決定するのはギリギリです。今回であれば期限は月末ですから、9月1日からどんな営業時間を要請するのか、酒類はどうするのかを、早くて8月27日(金曜日)遅かったら31日までかかって決めるのでしょう。その間意味のわからない「調整中」という言葉がマスコミに伝わります。何を調整しているんですかね。ギリギリに発令することによって議論を尽くした」とでもいいたのでしょうか。

 

月間スケジュールを決めてるお店は15日には来月の基本的な体制が決まってないと「間に合わない」。最低でも25日には決定していなければ「全部作り直す事」になります。

「もう、ええ加減にしてほしいな、」と思っていますが、すでに宣言や措置が4回発令。そのすべてが延長になるので、合計で8回以上、「作り直し」しています。慣れてしまいました。こういう調子ですから緊急事態宣言の内容よりも、その発令時期にまず翻弄されないように、予防しながら受け入れています。これも宣言に対する緊張感が薄れる原因です。

 

こんな事、民間に聞けばわかることです。発令時期を月半ばにするとか、宣言と発令をずらすとか、、、、。さっさと発令して「調整中」とか言わないとか。

 

こういうところが民間に寄り添ってないのも実効性がおちてきた理由でしょう。特に飲食店に対しては。こういう与党は「大衆とともに・・」とか「民衆に寄り添う」とか、言う資格はないですね。