飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

5年間発見できなかった方法を、昨日見つけました。

飲食店は毎日いろんなところを掃除しないといけません。焼肉店でしたら、焼き網がまず難物ですね。どんな洗剤を使ってどんな風に洗うか?はたまた使い捨て網を導入するか?コストと手間を考えて判断しないといけません。当店も洗剤の選定に4年かかりましたが、いまでは手間も少なく綺麗にできます。

さらに面倒なのは「各種フィルター」です。テーブルのダクトや、冷蔵庫のコンデンサ-とかには必ず「フィルター」が装着されています。洗い忘れると機能しなくなるから怖い。

一番の難敵は厨房のグリル上のフィルターで金属製ででかくて、むちゃくちゃ汚れるし、取り外しするだけでしんどい。つけおき洗いしたいのですが、でっかすぎてシンクにも入らない。一生懸命こすっても綺麗にならない。

ずっともやもやしていたのですが、今回問題解決しました。ホームセンターコーナンを歩いていると「大型ポリたらい」なる商品を発見。2,728円です。軽い。3歳児くらなら肩まで入れる風呂くらいの大きさがあります。「たらい」ですが円形ではなく四角いので、まるで「風呂」です

「たらい」かあ。これまで「たらい」という言語認識で探したことは無かったなあ。と思いながら購入しました。

早速、コテコテに汚れたフィルターを全部「たらい」の中に入れて、焼き網用の洗剤(バルボンEXというものを使ってます)とマジックリンを入れて、ひと晩つけ置きました。

翌日、たらいから出して、シンクで洗浄したところ、たまったグリースがツルッと落ちて、ピカピカになりました。こする必要まったくなし、水圧だけで汚れが落ちます。

これは凄い事を発見しました。洗剤の配合とかをもっと工夫して、もっと簡単に汚れが落ちるようにします。

こういうことがあると、1日中楽しい気持ちで仕事ができます。事情が分からない方には申し訳ありませんが、単純な喜びで申しわけありません。自分なりにはノーベル賞ものの発見なんですが。

今日も上機嫌です。

 

f:id:motsunabeyakiniku:20210822075006j:plain