飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

何を大事にするのか、を試される経験した

昨日、出前館さんのオーダーが初めて入りました。オーダーがタブレットに表示されたのが8時ごろでした。すぐに作りはじめて5分くらいで出来上がったのですが、そのあとに問題発生!

タブレットに表示された回収予定時間が「9時35分」、配達予定時間が「9時47分」。「えらいおそいなあ」8時で店閉まるのに、2時間近く配達員を待たないといけないのかあ?と思っていたら、電話が鳴りました。

電話の主はこのオーダーを注文したお客さんでした。電話の要件は「なんで、こんなに遅いのか?」です。当方としては「商品は出来上がっているので、出前館さんの配達員が見つからないんじゃないですか」と答えました。商品が欲しいお客さんと、作り終わってるお店がいて、配達業者が2時間近く来ないというおかしな事態だという事がわかりました。

お互いにコールセンターに電話してみたりしましたが、どこにもつながらないので、私が直接持っていくことにしました。「あとでややこしくなるかもな」と思いましたが、お客様のほうが大事なんでね。代金はいただきませんでした。

で、お店に帰ってきて、待ってたら9時過ぎに出前館の人が商品回収に来ました。聞けば「人がいないから、遅くなったそうです」

 

私が、経緯を説明してたら、出前館の人はすこし怒って、困り果ててました。「そういうときは拠点に連絡してほしい」って言われたけど、拠点の電話番号聞いてないし。

彼はなんの謝罪もなく、どうやったら代金を回収できるかを考えていました。代金は代引き(現金)で回収する予定だったようです。

俺が「代金要らないよ」って言ってるのに、、、、、、。ご自分と本社の間の事しか考えてないようです。

 

私はお店とお客様の間の事を考えて、動きましたが、この人はそうではないようですね。

その後、商品をお渡ししたお客様から電話があって「出前館の人が集金にきたけど、朱々さんはどう説明してますか?」と言われたので「ありのままに言うてます。お客様の気のすむようにご対応ください」と言いました。お客様は出前館が配達していなのに配達料を取る、と言っている事に納得いかないようですね。

 

その後、どないなったか知りませんが、もうどうでもいいです。

このお客さんとの信頼関係さえ保てればいいんです。