兵庫県の知事が、カメラや記者をひきつれて、元町の喫茶店を「視察」したそうです。ぜんぜんお客様のいない店に入って、店長とお話をして感染対策を「確認」したらしい。
私は 記憶にある限り、これほど腹の立つ記事を見たことがありません。
このなりたての知事は「お殿様」にでもなったつもりですか。なぜ「喫茶店」なんですか?失礼ですが元町の喫茶店は 営業短縮・酒類販売停止のあおりをほとんどうけないでしょ。感染対策で営業・利益がひっ迫している居酒屋に行ってこそ「視察」であり「確認」なんでしょう。
自分たちが出した「マスク会食を店舗からお客様に要求させる」施策なんて、ぜんぜん浸透していません。それはあまりにも世間の実情に合ってないからです。この視察ではそういう事に気づかないですね。
この「視察」をわざわざテレビのニュースで伝えさせた事で、この知事は『裸の王様』であることを証明したといわざるを得ない。本人も問題なのか、取り巻きの問題なのかわかりませんが、庶民の暮らしの本当の姿を見ようとしてないし、伝えようともしていない。こんな人だからトンチンカンな政策を出してくることがよく理解できました。
はずかしいと思わんのかな?