飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

偏った見方かもしれませんが、危機感を持っています

飲食店長のブログです

ここ1年半の間、

あなたの家の近くの飲食店や知ってるお店が閉店になっていませんか。

1つではなく複数店舗かもしれません。

チェーン店かもしれませんし、個人店かもしれません。

私は知ってるお店のうち、十数店舗の閉店を見ました。人気店もありましたし、ひっそりとしたお店もありました。

協力金とかもあるから、閉めなくても良いはずなんですが、お店によっては、それまでの負債がいくらあったのか、とか、失った人材の穴が大きすぎるとか、外から見てもわからない事情があるようです、

とにかく、ひとつの店舗が歴史を閉じるという事は、いくつかの生活のツテが無くなるということです。それまでの収入の道が無くなってしまえば、どうやって生きていくのか?最悪、葬り去られたような人もいるでしょう。

 

なぜ、世間の皆さんは 身近な店舗がだんだん閉店していく事について冷静でいれるのでしょうか。言い過ぎかもしれませんが、人が死んでしまったり、重症化したりすることに対する警戒感はとっても鋭いものがあるのに、近隣のお店が閉店していく事に対しては 鈍感すぎませんか。

 

先日、パンをオープンスタイルで売るシステムのお店が閉店してしまうようなので、そのお店の従業員に「なんで閉店するの」って言ったら「コ〇ナの影響で・・」って悲しそうにいってました。

 

「感染騒動やからな」「大きな会社だから大丈夫だろう」、「あそこの大将も歳とってるから引退やな」、「流行ってなかったからな」、「流行ってたのにわからんもんやな」「他業種に変換するんちゃうか」「またいきたかったか」・・・・・・・・

 

自分が働く会社や支店が倒産・閉鎖になってもそんなこと言うてられますか?

 

普通に営業できていたお店が閉まる。企業として、もともと「疾患」があった所ほど早くダメになります。最近は流通そのものが世界的な影響を受け、一部の食材の値段がむちゃくちゃ高騰してます。半導体が足りない、とも言われてます。知らないところでいろんな不具合がでてる。

直接的な感染症対策が重要な事はわかります。もう少し辛抱しろ、と言われているのもしっています。私自身はもう少しならば、大丈夫です。

 

でも、よくない表現かもしれませんが、感染症の影響は病院の中だけではない事を理解してますか。

 

法人・企業がこれからもっともっと滅んできています。特効薬なんかありません。

ほんまにこのままでいいでんですか。