飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

「要請」が「命令」に変身するって、おかしいですよね。

昨日、日曜日でしたがお客さんがぎょうさんきてくれはりました。

入れなかった方もチラホラおられました。8時閉店ですから仕方無いですけど。お酒は出してないのですが、カップル、ファミリー、スポーツ団体の仲良しさんとかです。

あと1時間でも営業できれば、お客様を入れ替えることができるので、入れなかった人も入れたのになあ、とは思います。

お客様から電話をいただいて「今、満席なんですよ」って言うと「7時30分くらいまで待ってたら空くかな?」と言われ「今は8時閉店なんですわ。すみません」と答えたら「あー、そやったねえ。」てな感じのやり取りです。

 

梅田の中心部とかにいけば営業時間も伸びていますし(自粛無視)お客さんの側でも、何が正しいのかわからなくなってるんですかね。感染数も順調に減っているようです。都心部の自粛無視店舗は増えてるのに、おかしなもんですね。飲食店が営業して、お酒を出したら=必ず感染が増える、という理屈は成り立ちません。出し方、飲み方によるからです。ではなぜ地域を問わず、全店に時短要請するのか・・・とか言い出したら疑問はつきない。

 

私が一番疑問な事は「要請=命令」になっている事です。自粛を要請して受け入れてもらえなかったら、協力金が貰えない、という理論は納得できます。しかし受け入れられなかったら「命令」に変わるというロジックは、いまでも全く理解できません。条文の拡大解釈にもほどがあるんじゃないでしょうかね。個人の権利を制限するなら、命令です。法律にのっとって命令を出し、個人の権限は制限される事に文句はありません。ただ、「要請」がいつのまにか「命令」に変身する事っておかしくないですか。だったら最初から命令したらええんです。最初が要請なら最後まで「要請」でないとおかしい。

こんな事からやり直さないと、全てはは収まらないはず。