飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

今日きたお客様は明日は来ないかもしれない

感染騒動でヒマだったので今年の大学新1年生の成長が遅くて心配していましたが、ここにきて忙しくなってきたので、ずいぶん成長しました。

昨日などは忙しかったのですが、ホールは新1年生2人と3年生1人でやり切っていただきました。まだ上手とは言えませんが、問題はなくなってきました。

こういう時に私は「うまくなったなあ」とか「成長したね」と何度か声をかけます。タイミングさえよければ、何回褒めても問題ありません。細かい行動をよく見て「早くなった」とか「正確さが増した」とか、「良い表情になった」とかなるべく具体的に個人的に褒めます。

 

褒められたら、嬉しそうですし、自信を少し付けてくれたようにも見えます。

 

でも、残念ながら、まだ致命的なミスをする事もあります。例えば商品を間違えたテーブルにサーブしてしまうとか、、、。そういう時は、容赦なく「なにやってんだ!」と言います。お客様に直接悪影響する失敗について 多少の叱責は、してもいいと思います。

 

でも、コップを割った、とかで怒る事はないです。お客様に直接悪影響もないのでね。

こういうふうに、メリハリのあるコミュニケーションを取りながら、徐々に「大切な事」をすりこんでいくようにしたいものです。焦ってはいけません。あきらめてもいけない。

 

店長のココロの中を言うと

・いつも従業員の成長を願っています

・従業員の成長がお客様に良い影響を与えている場面には感動します。

・お客様に直接悪影響を及ぼす行動は 悪気が無くても、許さないスタンスを取ってい 

 ます。

 

どんな失敗でも、「あやまれば済む」のですが、それでは「取返しのつかない失敗」とは何かが理解できない。お客様を失ってしまえば、お店の存在価値なんかありません。

ライトナウなビジネスをやっている事を 根底で理解している従業員を育てたいと思っています。