飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

いろんな店舗の大晦日・正月の営業時間を見て思う事

さて、いよいよ明日1月4日から2022年の営業開始です。

オミクロン騒ぎはくすぶっていますし、協力金もないので、真価を問われる1年になります。とは言ってもお客様次第ですから、毎日感謝を込めてベストを尽くすだけです。

今年は1月1日に友人と会うことになって、近くのお店を探しましたが、ほとんどのお店が営業してなかったですね。

私が若いころもほとんどのお店が営業していませんでした。

たまに営業しているお店があっても、普段の倍以上の料金になっていて、販売品目も減らされていました。

今は正月料金を取るお店はありません。飲食店自体が増えたので、正月料金の設定をするほど混まないのでしょうね。

ちょっと前まで、ショッピングセンターも当然のように正月営業していましたが、最近(とくに感染騒動後)は大晦日や正月を休日にする企業も増えてきました。

 

神社の近所のお店などは「初もうで」があるので、効率的な営業を模索すればいいでしょう。

こうやって、自分のお店の環境を把握・研究した上で、上手い商売を展開していく事はとてもいいことです。チェーン店全体で正月も営業するとかしないとかを決める事は論理的に無理がある事にやっと気が付いたのでしょうね。

 

こうなると、チェーン店でも個人店でも 店舗独自の判断力が商売浮沈のカギになる時代になりました。店長をしっかり育成していた企業の勝ちですね。

 

反面、「店長なんかいらないんじゃないの?」みたいな企業は沈むでしょう。

 

ビッグデータを駆使して、中央集権し、判断力の効率を高めた戦略の終わりが来たような気がします。

そういう見方をしていると、この時代も面白いです。