当店の内装は「昭和レトロ」を基本としています。懐かしさ、親しみやすさ、世代間を越えたコミュニケーションの促進とかを目的としており、居心地の良い環境になるはずだと思っています。
照明をLEDではなく裸電球にしたりして、柔らかさや、やさしさを感じていただき、「逆に」おしゃれな感じにもしたいのです。
で、店内に飾るポスターは、1960年の東京オリンピックのものをつかったりしています。そして今回「山口百恵さん」のポスターを3枚追加しました。B1サイズで山口百恵さんの表情アップのポスターです。私としては満を持しての投入です。
で、比較的若いお客さんが来て、そのポスターを見て言いました。
「聖子ちゃんですか・・・・」
私は「ガーン」と頭を打たれました。
・・・・百恵ちゃんは古すぎたんだ。
たしかにポスターを選ぶとき、美空ひばりさんでは古すぎるなあ、とは思っていました。三船敏郎さんや勝新太郎さんとかも日本を代表するスターですが、今の人達には難ししすぎます。掛布選手の若いころの写真を張ってますが、あまりにも今の掛布さんと見た目のギャップが激しくて、無理な感じです。
じゃあ、ピンクレディとかキャンディーズとかが現代の昭和レトロなのか?いやいや、おニャン子クラブとかまでさかのぼってもいいのかな。いやいやアグネス・チャンで止めておいたほうが良いのか
一世を風靡したタレントやスポーツ選手のほうが良いと思うのですが
若いころの松井選手とかイチロー選手かな。
江夏・田淵の黄金バッテリーでは古すぎるか・・・。
お店の雰囲気を高めるためにちょうど良いポスターって何を選んだらいいのだろうか
ホンマに悩みますわ。
でもそこにお店の主張があって、おもてなしの心があるのです。
とにかくしばらくは「百恵ちゃん」でいきます。好きですから。