飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

お店や事業は簡単に崩壊しますよ。盲点じゃないかな。

第6波の感染騒動が話題になっています。新しいオミ〇ロン株は、すごく感染力が強くなっていて怖いのですが、致死率はとても低い(弱毒化)そうですね。

 

ウイルスといえども種族が増える事を目的として繁殖しているので、宿主を殺さず共存できるように(弱毒化)し、その代わりに感染力(繁殖力)を高めていく事が一般的には変異の目的とみられているらしいですね。それなりに納得できる説です。

ですから、新しい株が流行っていると言う報道をみても、「まあそうだろうな」すぐには政策はかわらないだろうが、そのうちに薬が揃ってきて、風邪の一種みたいな感じになっていくのだろう、と冷静に見ておりました。

 

しかし、冷静に見ておれない事態が発生しました。

当店においてもアルバイトの方が、先週2人濃厚接触者扱いになりました。1人は正月に一緒に過ごした親戚が発病、もう1人はサークルのミーティング参加者が発病しました。本人たちは無症状です。1人は1日休んでPCR検査を受けて「陰性」が判明しました。もう1人は10日間の経過観察です。

 

つまりこの3連休のシフトに「穴」があいたのです。しかも当日キャンセルです。

「濃厚接触者になりました」と言われてるのに、休ませないなんていう選択は無いので、その都度調整しながら、営業できる方法を模索するのです。

 

いうなれば、感染力が何倍にもなった中で営業するということは「綱渡り」のようなモノです。飲食店に限った事ではなくてあらゆる業種に同様な事が起こっているのではないでしょうか。

医療従事者の感染ばかり心配されていますが、そうではなく、社会全般が不安定になっていくんじゃないか?と思いました。

 

しかも、休む側は無症状で、感染したかどうかもわかりません。こんなことがしょっちゅう勃発するならば、大変です。

重症化する人が極端に少ない中、これまで通りの隔離する必要があるのかどうか、政府がよく考えて、早めに手をうたないと、違った感じでの社会崩壊がおこるんじゃないですかね。

 

この連休は当店も崩壊しかかりましたから。

 

急速な感染拡大と隔離政策によって何が起こるのか、考えてみましょうよ。

「とりあえず」の思考はダメですね