従業員さんには、「今日も来てくれてありがとう」「次もよろしく頼む」って、ちゃんと言う事が大切です。たかがアルバイトだろ!っていうような態度は厳禁です。そういうことは皆さんご存じだと思います。
しかし・・・
最近、よく聞く言葉で「エッセンシャルワーカー」があります。直訳すると「必要不可欠なお仕事」なんです。
通常、お医者さんとか消防署とか警察官さんを指すのでしょうね。感染が広がってエッセンシャルワーカーの仕事に支障をきたすのは問題だ・・・とかの使い方のようです。
英語で言うから、それなりに聞こえますが、「必要不可欠な・・・」って、すべての仕事はその人にとって必要で不可欠なんじゃないかな。
こういう例で「不要・不急な外出」という言葉があります。不要不急な外出ってどんな外出かな。
目的地がある外出はすべて必要な外出だとおもいます。その目的が「遊ぶこと」であってもです。
なんとなくイメージは伝わるのですが、よくよく考えたら、「おかしいなあ」ってことありませんか。「不要不急な外出は避けてください」というなら、「中止する事ができる外出はやめてください」って言ったほうがいいんじゃないですか。
エッセンシャルワーカーとか言わずに、「感染が広がればあらゆる業種が機能しなくなります。」と、いっておいたあとに「医療従事者さんも足りなくなります」と伝えたほうが受け入れやすいと思います。
さもなくば、「お医者さんがエッセンシャルワーカーなのは理解できますが、医師会の会長はエッセンシャルワーカーですか?」とか、嫌味のひとつもいいたくなるのです。
人間とはそういうものです。
社会から「あなたの仕事は必要不可欠ではありません」と、言われてるのに、社会の要請を受け入れろ!って言われても、素直に聞けないんじゃないかな。
人間とはそういうものです。
人間とはそういうものですから、大変だし、面白いですね。
気を付けたいと思います。