飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

だれと戦っているのか、わからなくなったらビジネスではない

オミ〇ロン株が蔓延してきていて、東京都知事がいよいよ 病床使用率20%をこえれば蔓延防止特別措置を申請すると発表しました。

つまり病床使用率が20%になれば飲食店への時短要請が始まる、という事だと受け止めました。

 

えらいこっちゃ

 

東京がやるなら、関西圏もやるでしょう。

重症者の発生率が低くても、陽性者が多いと『隔離しなくてはいけない』。陽性者の急激増加によって濃厚接触者も急増します。陽性者の何倍も発生する濃厚接触者は、決められた期間、またはPCR検査等で陽性・陰性がはっきりするまで『無症状でも隔離しなくてはいけない』

したがって、あらゆる職場で突然お休みになる人が勃発し、場合によっては休業しなければならない状態になる。鉄道などのインフラや医療機関も同じことが起こっている。

で、感染の急拡大が収まるまで、どう耐えるか・・。

そっからが、「政策」なんですね。つまり戦略と戦術です。

今の戦略は「コロナに打ち勝つ」だと思います。

つまり、「日本人はコロナに勝てる」と思っているのですが、本来 ウイルスって勝ったり負けたりする相手なんですか。ウイルスが「いやー、日本人には負けました」とか言うんですかね。

人流抑制やマスクで 少しはしのいだように見えても、結局また流行してますよね。つまり、ウイルスは自分の予定通りに繁殖しているんじゃないかな。まして「日本人と戦っている」とは思ってないでしょうね。宿主の日本人が重症化しないように繁殖できる方法を模索しているだけでしょう。

 

「敵を知り、己をしれば百戦危うからず」

 

味方とか敵ではなく、病気という現象なのですから、人体と生活を守るためにそれなりの対処方法があるんじゃないですかね。

 

インフルエンザに負けない、とか言ってましたか?

 

「コ〇ナに負けない」とか「コ〇ナに勝つ」とか言ってるうちは 戦略がぼやけていますので、そこから出てくる戦術をいかに駆使しても結果にはならないんじゃないですか。相手は戦いを挑んできていませんからね。

 

あえていうならコ〇ナは共存共栄をのぞんでいるのでね。

東京都の知事はコ〇ナに「勝つ」ために

 「サウナと戦う」「映画館と戦う」「ライブハウスと戦う」 「ナイトクラブと戦う」「ホストさんと戦う」「若い人と戦う」「飲食店と戦う」

 

と、勇敢な戦いを繰り返してこられました。これからも戦うようですね。

頑張ってみたらええやんか。

 

コ〇ナ自体は誰とも戦ってないんじゃないですか、と最近思う。

 

だれと戦っているのかわからなくなったら、ビジネスでも仕事でもなくて実業でもなくて、虚業ということになる。