飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

3月7日開幕と思っています。

3月6日までまん延防止重点措置期間が延長になりました。3月になれば暖かくなってくるし、参議院選挙も近づいてきますので、これが最後の延長だと思います。

ですから、

あと2週間で飲食店を含むいろんな商売の自由競争が復活する日が来るのです。外的にもGOTO〇〇とか、そういった景気刺激策も出てくるでしょう。

でも国民の意識はすぐには変わらないので、事業の復活具合にはムラが出ます。つまり、上手くいくお店とうまくいかないお店がでてくる・・・。

3月7日を「開幕日」として、今はオープン戦みたいなもんだな、と思いながらやっています。時短営業するだけでなく、戦略的に休むも良し、場合によっては(認めたくはありませんが)時短要請を無視して深夜まで営業するような戦術を取るお店もあるでしょう。

「今やっている事が将来にどんな結果をもたらすか?」これを考えながら戦術を組み込んでいく・・・。

たとえば、常連さんの比率が高いお店だったら、不完全なサービスでお客さんに不自由感を与えるなら、いっそのことお休みにしてお客さんとゴルフに行くとかのほうが良いでしょう。

自粛店が多いから、ぬけがけして通常営業したお店が自粛が解けた後に、近隣のお客様の信用を失って、ガラガラになるケースもあります。

当店は遠方のお客様へのアプローチは抑えて、近隣のお客様(特に歩いてこれる方)との関係性を深める事に全力を注いできました。お客様の行動半径が狭くなっていると判断したからです。

どんなお店でも大切なことは3月7日以降の従業員確保でしょう。卒業の時期ですので、学生アルバイトの確保はとても難しいと思います。

ですから、いまこそお店の「底力」の見せ所なんです。

なにはともあれ 3月7日以降に「答え合わせ」になるわけです。

覚悟していますし、楽しみでもあります。