飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

新大学1年生の応募がありました!!

4月に大学1年生になる女性がアルバイト応募してきました!!

「新1年生が応募してくるはずだ」という前提で昨年12月中旬から店頭募集告知を実施してきましたが、2か月待って、やっと応募を得る事ができました。

この応募には大きな意味があります。その理由は、地元に在住している人である事です。地元に住んでいる人は長期帰省しませんし、卒業後もお客様として関係を保つ事ができるのも利点です。早期採用早期育成でもあります。

 

「新大学1年生」の高校生時点での採用は毎年1人か2人はありましたが、昨年はありませんでした。これには危機感を感じていましたが、やっぱり心配無用ですね。

 

実は、今回の応募者は彼女が中学生のころからのお客様です。ご家族で当店をご利用いただいています。最近、ご利用いただいたとき、「大きくなったなあ」と思っていたら、NETから応募がありました。地元の大学に進学が決まったようです。ご両親も応援してくれているようですね。お互い知り合いなので安心です。

 

この募集成功のポイントは日頃の店舗のアルバイトさん状況が安定していることでしょう。何しろ4年くらい前からご家族で食事されているわけですから、アルバイトさんがどんな状況なのか、全部ご両親は把握されています。ごまかしは効きません。逆に言うと、いったん信用されれば、とても心強い味方を得る事もできます。

 

また、忘れてはいけないのは「早くから粘り強く募集ポスターを掲出しておく」事です。

採用したいのだったら募集するしか方法はありません。

だからといって非常識に目立ちすぎる告知をするのではなく、いつもの場所に応募者が、欲しい情報を不足なく得れるようにNETと連携した告知を、粘り強く掲出する事です。

当店も12月から掲出しましたが、風ではがれてなくなってしまったり、まん延防止特別措置でほかの掲出物が増えてしまい、リクルート告知を出すかどうか迷ったりしました。

しかし、こうやって採用につながれば、「粘ってよかった」と思います。

粘り強くするためには、NETや告知のコストを抑えておくこともポイントだったと思います。

応募があるまでやり続けるんですから、長期戦覚悟です。リクルートは短期戦ではありません。