飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

卒業する人の思い出 その3

この春卒業する人の特徴として、「男性最強メンバー」であったな、と思います。

すなわち、当店の7年間の営業においてもっとも強力な男性バイトが集まっていた年代です。なにしろ3人いましたから。

その中でも、S君は史上最高時給を獲得しております。

評価が高い理由は・・・・「彼が来れば私は厨房で働かない」からです。仕事が丁寧なので、私より見栄えが良い盛り付けをすることもあります。新しいメニューを出しても、1回説明すれば、ちゃんとやります。

全てをおまかせできるので、私は客席で休んだり、買い物に行ったりできました。

彼は高校3年時、卒業前に応募してきて、そのまま4年間いました。

何かとホール女子が注目される当店ですが、実は毎日優秀な男性アルバイトが厨房で働いてくれているのです。S君は真面目な人物なのですが、ときどき面白い事を話したりします。わりと社会問題について質問してきたりしますし、友人として付き合ってもオモロイんじゃないでしょうか。

そして、スポーツマンで真っ黒に日焼けしているのです。「彼女はおるんかな」と心配していましたが、ある宴会でみんなの前でマイクをもって「実は彼女ができました」と平然と爆弾発言していました。そんなオモロイ所もあるヤツです。

どんな会社に入っても、最初は目立たなくても、すぐに友人を作り、同僚や上司、後輩から信頼され、いつのまにか「なくてはならない存在」になる人物です。

 

先日3回生と4回生が集まって呑んでたようです(私は参加していません)。そのときの事を3回生の男子が話してくれましたが「S先輩とは一緒に厨房で働く事が少なかったのであんまり話をしたことが無かったけど、この間しっかりお話できて・・・・Sさんは『変態』でした。」

 

と、言っていたのが、気になりますが・・・・・ね。

 

好かれるヤツってそんな感じですよね(笑)