飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

SNSへの取り組み方の提案・・・かな

OGのAちゃんが遊びに来ました。7年前にアルバイトとして採用した人で、今では卒業して、立派な社会人になっています。ちょっとおもしろい昔話がありましたので書きます。

 

当店のグランドオープンの時、「1年はグルメサイトには出ないでおこう」と心に誓っていました。なぜならば、まずは歩いてこれる範囲にお住まいのお客様にご利用いただきたい、と思っていたからです。

お店は道路から比較的見えやすい位置にあります。

通りかかった人や車が認知してくれて、「行ってみたい!」「行ってみよう!」と思った方にまず来てもらう。

いわば、「ご近所さんへの顔見世」に1年使うということです。それが正しいと思っていました。

 

顔見世が終われば、グルメサイトとか、SNSに進出していくつもりでしたし・・。

 

そんな中、GOメンバーでアルバイトに来てくれたAちゃんが「店長!このお店ネットのどこにも載ってないのに、なんでお客さんが来るんですか」ってマジに聞いてきたので、今のような考え方を伝えたら、とても納得、感心してくれました。

 

そのことを今でも覚えていて、話題にしてくれました。

 

今でも、近くに住んでおられるお客様に支えられていると強く認識しています。

 

その後、インスタ、メルマガ、グルメサイト、等も始めましたが、主な目的は「不特定多数への宣伝」ではなく、「お客様とのコミュニケーションや伝達」として活用しています。

お店を知っておられることが前提の方とのコミュニケーションなのか、全く知らない方へのコミュニケーションなのか、によって、スタンスは大きく変わります。立地条件によっても変わるでしょう。

 

どちらも、長所&短所があるのでしょうが、私はあえて前者を選んでいます。

 

グランドオープン前から、宣伝をしまくって、クーポンも入れているお店をよく見かけます。芸人の宮迫さんの焼肉店「牛宮城」のように、YouTubeで全国に認知されているお店もあります。

何が正しかったのか・・・・・は 5年から10年先にどんなふうになっているか、が判断材料であると思っています。

私は、間違ってはいなかったと思っています。

 

今はSNSやりまくりですけどね。

お客様と連携したくて・・・・。