飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

アルバイト2人同時応募はお勧めしませんね。

アルバイトの面接を2人連続で実施しました。

 

どちらも男性で大学1年生。2人とも感じの良い青年ですが、、、

WEB履歴書の書式が同じ、同県出身、住所(マンション)が同じ・・・・。

 

こりゃあ、この2人は「友だち」やなあ。

 

ホール女子なら2人とも採用でもいいけど、男性は各学年1人と決めているし、予備の追加メンバーとして現2年生は2人目採用してて稼働しているし、今年は2人目採用は無い。

 

仮に2人目を採用するとしても、「同マンション・同郷・友人同士」のコンビを雇うパターンは絶対に無い。生活パターンが似ているのだから帰省や長期休暇のパターンも同じになる可能性は高いから。

 

いろいろ考えながら面談しましたが、最終的に「キミは友達と一緒に応募したのかい?」と聞きました。

 

当然、答えは「YES」です。2人で自転車に乗って、アルバイト募集広告をチェックしながら地域を走ったようです。自分の足で探した事は評価できるし、スマホ上で履歴書作成した事等、行動力は評価できる。

 

ここは、誠意をもって話をするしかないので、肚をくくりました。

 

2人目の面接時に言いました。

 

「2人で応募してくれているのはありがたいが 1人しか採用しない予定です。で、もし2人のうちどちらかが積極的な応募で、どちらかが(失礼だが)『付き合いで応募』ならば、それを教えてほしい。2日間待ちます。」

 

そして

 

「どちらもが積極的な応募だったのなら、連絡は要りません。その場合は私が責任もって判断します。判断は『片方だけ採用』『両方不採用』『両方採用』のいづれかです。仮にあなたがたが話し合ってひとりに絞ったからといって その人が採用される保証はありません。他にも面接している人がいるからです。」

 

厳しい内容だからこそ、きちんと伝えるべきだと思います。

 

生まれて初めてのアルバイト応募で、世の中の厳しさを伝えられてびっくりしたでしょうけどね。

 

2人で応募したら、応募する方は心強いのかもしれませんが、自分たちで競争率を上ているのだという事も理解してほしい。

 

ここらへんのことは、むつかしいかなあ。