飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

普通のオペレーションを維持することの価値が光るかも

前回のブログで「コ〇ナ前はこうだった」的な考え方は危険な思考方法だと深く感じる、って言ってます。

 

コロナ前にいつ戻るのか?と言われれば、「永遠に戻らない」が答えでしょう。

 

だから、新しい環境の中、売上げを取っていくために変わらない事と変わる事を分けて考えてみないといけません。

 

違うマーケットで新しいビジネスをはじめていると思えばいいんでしょう。

社会の風潮や同調圧力に迎合するのではなく、

どんな条件をみたせば繁盛するのかを、敏感な現場感覚で判断する能力が必要です。

 

例えば

・大宴会は無くなったし、NETでのコミュニケーションが以前より有効になりました。

・感染対策は顧客獲得の決め手ではない。

・よく売れているお店はよく考えて感染対策を最低限に抑えています。

・売れてないお店ほどアクリル板だらけになっていて、お客様がそれをどけて食事しています。

・原材料の値上げが予測されるので、価格でお客さんを呼び込むのは危険なかもかもしれない。

・サービスの無人化が流行るが、全ての業種に適しているかどうかは不透明

 

いろいろ考えた結果、

つまり、世の中の流れを先読みするような事はしないでおこうと思いました。私には無理です。

 

逆に

いつでも変化に対応できる強いチームを作り上げておこう!と思っています。

変化を嫌がらないし、あきらめない人材を獲得し育成しておくことしか「確かな仕事」はないのでしょうね。

 

変化する方向が定まっていない現在においては、とにかく素早く変化できる事がポイントかと思います。コ〇ナ前の状態に戻すのではなく、フレキシブルな面を残しておきます。

 

また、「普通のやり取り」に注目しましょう。

携帯とか、端末とかではなく、お客様と店員が普通にやり取りできるお店が価値を持つようになると思います。

 

なぜなら、端末で注文を聞くシステムにしたお店は元にもどれないからです。

対人サービスを維持していることが希少価値になるでしょう

とにかく注意深くやるべし。