飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

混んでるスーパーにて発見した、しょうもないけどオモロイ事

ゴールデンウイークに入りました。

 

土曜日にスーパーに買い出しにいったら大混雑。

7台あるレジは全て稼働していました。どのレジも10人位の列ができていましたが仕方なく3番レジに並びました。

並んでいる間はヒマなのでお店のあれこれお店を見てしまいます。そうするといろんなことに気が付いてきました。

 

「私の並んでいる3番レジは遅いレジのようだ。」

 

 

同じタイミングで隣の4番レジにならんだ女性が早々にお会計を済ませています。

 

レジの列は売り場の商品棚で仕切られているので、隣のレジの事が詳細にはわからなかったのですが、列が進んでいく事によっていろんな事が見えてきます。

 

なんと、私の並んでいる3番レジは「実習生」のレジでした。レジの横に「お急ぎの方は他のレジにお並びくださいませ」って書いてあるじゃないですか!!

 

「もう遅いわ!10分くらいならんでしもた!」と心の中で呟いてしまった。この張り紙を見ると、レジ係の実習生さんが余計にノロノロ作業しているように見えてしまいます。

私の並んでいた3番レジのお客さんは「実習生」の張り紙をみた瞬間「うわー、失敗した」と思うに違いありません。

 

 

もうすこし列が進むと、さらに発見がありました。

 

 

なんと!隣の4番レジと5番レジは向かい合っているのです。

 

説明します。

1番から7番のレジのうち5番だけが列の右側に配置されていて、他のレジは列の左側に配置されているのです。しかも4番と5番のレジの待機列は「1列」しかありません。つまりこの列に並んだお客様は2台レジで対応できるので、スピードが倍になるのです。ピークはこのレジに並ぶべきです。 次からそうします。

 

さらに、考察を進めてみると・・・

 

「この向かい合って配置されている4番5番のレジのどちらかを『実習生』にしたらええんとちゃうんか」

 

と思いました。未熟とわかっているなら1台に1列の3番レジではなく、2台で1列のレジにいれたほうが、お客様への公平性は担保できるかもしれないよね。実習生で作業が遅いとわかっているなら、その影響が少ないレジに配置すればよいのです。

 

こんなしょうもないことですが、すこしだけ運営能力を見極めたような気がしました。

 

儲かるお店とそうでもないお店の差とは こういう事に気が付くかどうかじゃないですかね。

 

しょうもない話ですみません。