飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

トップガン マーベリックで「無人化」の将来を考えた

映画「トップガン・マーヴェリック」を観ました。

 

平日なのにたくさんのお客様が入っていましたね。36年前の「トップガン」を観た人達だと思います。

 

これから観に行く方には36年前の「トップガン」をちゃんと見ておく事をお勧めします。見てなくても十分面白い映画ですが、観ていたら、意図のあるシーンが理解できてさらに深くなります。

 

私は、当時VTRをもっていて 何回も観ていますので、今回、大満足でした。

 

映画の内容を書くとネタバレになるので書きませんが、冒頭のシーンにだけ触れらせてください。

 

物語の設定として、主演のトム・クルーズは全米海軍トップレベルの優秀な戦闘機パイロットなのですが、現代の米軍は軍用の無人機の開発を進めてることになっています。

 

「人間のパイロットはもうすぐ必要なくなる」という風潮の中、現在のマーヴェリックは前時代的な優秀パイロットという立ち位置になっていました。

 

そこからドラマは始まっていくのです。

 

飲食業界も「調理やホールをいつまで人間がやるのでしょうか?」という波が「非接触」という追い風を得て、一世を風靡しそうな勢いではないかと思います。

 

たとえば、串カツ屋さんなんかに多いのですが、メニューを印刷した紙がテーブルに置いてあって、それにお客様がペンで注文数を書いて店員に渡すシステムのお店って前からありました。そういうお店って、たいていは安くて庶民性を売るお店が多いですね。

 

間違いが無いので安心ですが「口頭で注文を受ける」という作業が無いので、ホール係の腕の見せ所が無いのが特徴です。

私はホール係のサービスをフル活用したいので、このサービスはあまり好きではありませんでした。失礼ですが一流にはなれないような気がするのです。

 

印刷物を使う場合はメニューの入れ替えが難しく、ある程度のチェーン店でないと使いづらいシステムだとも思います。

 

皆さんも考えてみてください、そういう注文システムのお店って身の回りに無かったですか。

 

私は、日本全国のいろいろな飲食店がセルフオーダーシステムという名のもとに、

結局はこのオーダーシステムに移行しようとしてるように思います。

 

決して新しい感覚ではなくて、前からあった考え方ですね。前からあるもの、と思えばどういう店に似合っていて、どういう店では使わないほうが良いか、を判断できます。

 

機械はファインプレーをしませんからね

 

今後の展開が見えてきたような気がします。

 

トップガンマーベリック」を見て、こんな事を連想してるのは私だけかもしれませんね。