飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

アドリブの効いたサービスに出会った。丸亀製麺さんで。

チーズトマたまカレーうどんが食べたくて丸亀製麺さんにいきました。


注文し終わった後、レジの女性が突然「どうしましょ」って言いました。

私は思わず、彼女の次の言葉に集中しました。すると

「汁が飛ぶと思うので、エプロン用意してますが、いりますか?」

と、言われました。


上手い、言い方やなあ。真意が伝わります。


私が白っぽいトレーナーを着ていたから、気を使ってくれたのかもしれません。エプロンはもらいませんでしたが、気をつけて食べたので汁の被害はありませんでした。


彼女が、先に「どうしましょ」のフレーズを持ってきてるから、そのあとの汁が飛び散りやすい事がスムーズにつたわりました。


それも嬉しかった。


マニュアルに、「先に『どうしましょ』を言いましょう」とは書いてないでしょうから、彼女の工夫なんだと思います。アドリブですね。

上手いし自然体でした。


不思議なもんで、そんなふうに感心してると、お店が混んでいた事も、アドリブを効かせた運営のお陰に見えてくる。


その後、近くのチェーン店でコーヒーを買いました。

カウンターの女性に「サイズはSとMです」と言われました。


どちらにしますか?とか、どうしますか?が無い。


なんか人間と会話している気がしない。


こういうのもアドリブですが、言葉たらずなので、少しですが不愉快になりました。


言わんでもわかるやろ!サイズも一緒に注文せんかい!って言われた気分。



うどん屋さんの女性も、コーヒーの女性も同じような年代でから、私にとっては、「お店の差」となります。



ちょっとした差ですが、うどん屋さんはソフトサービスが良いように見えてしまいます。


気をつけたいですね。