この間の日曜日、客席で落語会をしました。
笑福亭智之介さん、笑福亭大智さんが合計4噺を演じてくれました。
さすがプロの落語!!圧巻でした。智之介さんはマジック演者としても吉本興業に登録しているくらいマジックも上手で、お店の従業員を喜ばせてくれました。
5年前、昭和レトロな客席と落語がマッチするんじゃないかな、と思って、ご近所にお住いの大智さんに初めて相談してから すでに11回目を迎えた「もつ鍋寄席」です。
当初は2か月に1回のペースでやっていたこともありましたが、コ〇ナもあったり、大智さんもだんだん仕事が多くなってきましたので1年に1回とかでいいかな、と思っています。
客席を作り替えただけの「仮設演芸場」では、もうしわけないし。
思い起こせば、
第1回の「もつ鍋寄席」に見慣れないご婦人がおひとりできていました。
こちらから話しかけてみれば三田(サンダ・兵庫県)から来られているようで、「そりゃまた遠くからありがとうございます」とか話していました。そのご婦人は第2回もご来場されました・・・。
大智さんのお母さんでした。
私が普通に話しかけたので、「母です」とは言い出しづらかったようですね。見事な「サクラ」ですわ。
で、今回第11回の「もつ鍋寄席」は約2年ぶりの公演ですが、お母さんは10人の友人を連れて見に来てくれました。
駅まで友人を迎えに行き、近くのレストランで昼食をとり、ご来場いただいた友人に手作りのお土産を配り、終わってから数人の友人と当店で食事してくれました。
第1回の時は控えめだったのに、完全に本領発揮。
大智さんは息子が高校生になったと言ってましたので、お母さまもそこそこな年齢かとおもいますが、いくつになっても「息子の成功を思う母親の気持ち」だけでなく「母親の行動」を目の当たりにして、私は感動してしまいました。
長生きしてほしいと思います。