飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

「素敵な先輩」こそが、育成のキモですわな。

4年生のYさんや 2年生のHさんは すごく綺麗で大人っぽいです。Hさんなんか、アルバイト応募前に私が間違えて「若奥様」と思ったくらい。

 

いろんなタイプの綺麗なバイトさんがいますが、この2人は人と打ち解けるのが早くて、話すことが上手です。ですから意識して1年生さんと一緒に働いてもらってます。ヒマになったら先輩のほうから話しかけてくれるのです。

 

案外、人見知りの人も多くて、打ち解けるまで時間がかかって何も話しかけない先輩もいるのです。打ち解けるのが遅いだけですが、ここは気を付けたいところですわ。

 

1年生のTさんは身長が高くて大人びているせいか、先輩からみて可愛くないのか、怖いのか、なかなか先輩と打ち解けていませんでしたが、4年生のYさんと一緒に働くと、Yさんが、授業のこととか化粧品とか韓流スターの事とかを話しかけていってるようでした。1年生のTさんはとてもうれしそうに会話して「かわいい後輩」に見えました。1年生のTさんは5月から働いてくれていますが、こんなにかわいい表情をしたのは見たことがありませんでした。

 

4年生のYさん!すごい能力です。めちゃめちゃ美人ですし、1年生が「憧れる」気持ちが伝わってきます。こりゃ どこへ行っても「人財」ですわ。

 

その4年生のYさんの跡継ぎは2年生のHさんだと思います。

 

これまたすらっとした美人で、かっこいい。でも気さくに話をしますし、拳法の達人でもあります。笑いながら「店長は倒せます」と言われたこともあります。怖い。

 

彼女はユーモアのセンスもあるのです。気弱で失敗を恐れる1年生のSさんはいつも表情が暗かったのですが、この2年生のHさんと働くと、ニコニコニコニコしています。安心するのかな。多分この1年生のSさんは、いずれ「優しい先輩」になると思いますが、そのお手本はこの2年生のHさんになるのでしょうね。

 

こうやって考えると、誰と誰を組み合わせるかはとても重要ですね。

 

漫然とスケジュールを組んだり、スケジューリングをアルバイトに任せたり、パソコンのシステムのままで組んだりする店長の気が知れませんわ。店長が組み合わせを考えるのが楽しいのに、もったいないことです。

 

人見知りな先輩が「悪い」とか「能力が無い」とか言っているのではありません。

能力にもいろんなジャンルがありますからね。

 

しかし、その人の特徴は何か?を店長が把握して、適切かつ絶妙に後輩と組み合わせていくことによって、店長自身は何もしていなくても、人材の育成や定着が進むという事を書いています。

 

後輩の状態や相性にもよりますし、デリケートな作業ですが、効果は絶大です。