飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

感染症対策を冷静に考えてみたら・・静観が一番ですな

週末の予約キャンセルが発生しました。

 

どうやら感染症の再流行の影響のようです。

 

昨日1日で全国で18万人以上の新規陽性者が発生しました。その時点で全国の重症者数は191人で前日比プラス2名です。180000人で2人は客観的に見ても少ないね。

 

しかし死亡者数は前日比プラス38人ですのでした。

重症者にカウントされる前にお亡くなりになっている人がほとんどだという事ですね。つまりなんらかの原因でお亡くなりになった方をあとから調べたら陽性者だったということでしょう。

 

いずれにせよ、一般診療が許されていない感染症の患者が急増すれば、数少ない特定の医療機関はひっ迫するでしょう。深刻だと思います。

 

亡くなった後とはいえ、感染していた人が隔離されずに社会や施設にいた事も証明されていますし、市中感染や施設内や家庭での感染が深刻な問題なっています。

 

covid19.mhlw.go.jp

国民のほとんどがマスクして生活していても、毎日18万人以上新規陽性者がでているので、今後は感染を予防する事は難しいのでしょう。

 

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政府方針では「国民に行動制限は求めない」ので、飲食店での感染については 全くフォーカスされておらず、「これまで通りの事をやっていてください」って感じです。

 

この政府の動き方について私は興味を持ちました。

 

いうなれば、

「この件についてはリーダーシップを発揮しません」

というリーダーシップのスタイルです。「経済活動と感染対策のバランスをよく見ていきましょう」、と言いながら、成り行きに任せて、ときどきアテンションするだけです。

 

リーダーにとって、もっともリスクが少ない方法です。いうなれば自由主義と申しましょうか、、、。

メンバーたる国民がだんだん「真理」に近づいていく事を促しているのでしょうか。

 

このリーダーシップスタイルの良いところは リーダー側が「ウソをつかなくてよい事」「偏って無い事」。悪いところは状況がひどくなり、再度悪化したときに「やるべきことをしなかった責任を追及されること」でしょうか。

 

政府がこのスタイルを取っているということは、「この先、何をやっても状況はそれほどは変化しないだろう」という確信があるのだろう、と思いました。陽性者は減らないけど、重症者の激増もない、と予測しています。

 

感染対策を強化したり、やり過ぎて騒いで、「滑稽化」するよりも、静観しながら対応しておく事が正解ですな。

 

お医者さんや専門家や飲食店主さんは、これからあんまりテレビにもでないほうがいいですね。何を言っても違和感しか残らん。