飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

お盆がおわれば、年末年始対策が始まるのです。

感染症の第7波がきているのですが、行動制限なしの夏休みとなったため、陽性者や濃厚接触者が多く発生し、いろいろな事業所において、アルバイトさん等が突然キャンセルになるケースが増えています。

 

私のお店でも8月中に何回か、経験しました。

 

たしかに、大変な事ではあります。

 

でもこういう現象を「深刻な人手不足」と表現してよいものでしょうか?

 

こういうことは予測可能ですし、それなりに、いつでもある事です。

8月ともなれば帰省する人も多くて、お客様も従業員も生活パターンが変わりますので、いつもの感じではスケジュールが埋まらないのでしょう。

 

私のお店も、8月の帰省者が多く、ほぼ半数の従業員が稼働しなくなりました。もつ鍋屋さんなので暑い時期は大きな売上げは期待できないのですが、半分にはなりませんので、それなりにシフトはひっ迫してきます。

 

それをどうするか、その時期に病気が流行ったらどうするのか・・・・これが飲食店長の仕事であり「腕の見せ所」です。

 

まずは、臨時休業日や営業時間の短縮などをせずに予定通りに営業できる体制を実現する事が、一番の仕事であり、「成果」です。

 

その上で、店舗サービスのレベルアップをはかって、売上げが伸びれば最高ですね。

 

 

マスコミや飲食無関係者による「深刻な人手不足」報道は、世間や政権への不安・不満を煽るためのものです。私に言わせれば「フェイクニュース」。

 

(人手不足で定休日を増やしたチェーン店はあるのでしょうか・・・。)

 

賢明な飲食店長はこういう報道には騙されずに、自分のお店をよく分析・把握して、

今からは年末年始のスタッフィングをどういうふうに揃えていくのかを考えて実行しましょう。今からはじめれば、絶対に間に合います。

 

そこに向けて作戦実行していけば9月から11月もうまくいくでしょう。