飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

必死な人はすばらしい

アルバイトのMさんは大学1年生ですが、高校時代から飲食店のアルバイト経験もありましたので、ある程度、客商売を理解しています。

 

身長はかなり大きくて、話し方もやや豪快です。怖がったり、おどおどしたりはしません。

 

ともすると、言葉使いや雰囲気で「荒っぽい」んじゃないかなと心配していました。

 

しかし、彼女の新人時の事。

 

お客様として来店していた友人からの評価は「今日は必死な人がひとりいたなあ」でした。

 

そうです。

 

私たちが「荒っぽいかな」と心配していたMさんは、お客様から「必死な人」に見えていたようです。

 

そういう目で見てみると、だれよりも早くお客様のもとへ走る、注文を聞き逃さないように真剣に聞き、記入する。その時はニコニコと軽やかではありませんが、真剣さとパワフルさは伝わっていたようです。

 

とにかく、真面目で真剣な事が一番良い。

 

センスがあっても、かわいくても、「真面目さと真剣さ」にはかなわないのだな、と思いました。

 

 

そんなMさんもそろそろ半年在籍しています。真面目さや真剣さは変わりませんが、少しリラックスして同僚と楽しそうに語ったりしている姿はとても可愛らしい。

もともとの荒っぽさは 積極性とリーダーシップに昇華して、同学年のリーダー的な存在になってきました。

もともと身長が高いので、見栄えがすごくて、モデルさんみたいな感じに見えます。

 

今年は長身女子大生が多くて、一緒に働くメンバーの身長差を考えながら配置しないといけなくなってきました。

 

身長の低い人には低い人なりのかわいらしさがあるのですが、凸凹は良くないな、と思います。

 

めんどうですが、嬉しい悲鳴です。

 

なんでも、心配ばっかりせずに、良い方に展開していくことを期待しているほうがいいですね。

 

次世代のエースが誕生しました。

 

次世代のエース