飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

第7波もおさまってきたみたいですが、だれも責任とらない

10月から外国人観光客の受け入れ制限を撤廃するような動きが出ているようです。

 

飲食店のアクリル板とかマスク着用要請とかはどうなるのでしょうか。

 

「当店ではマスク着用の無い方は入店できません」と書いてある飲食店やスーパーはどうするんでしょうか。

直近の厚生労働省による集団感染発生状況報告によると、 医療機関福祉施設・学校・企業等が主な感染場所で、飲食店は集団感染発生場所ではありません。

 

これは、飲食店がアクリル板を置いたからでしょうか?入口にアルコールのボトルを設置したからでしょうか? 

ちがうとい思います。

 

そんなことで感染が無くなるなら、苦労はいりませんね。

 

でも、キャバクラとかの接客は感染の危険が高いことは、昔から誰が見ても明確でした。

だから、いわゆる「接待を伴う飲食店」高級クラブとかホストクラブとかキャバクラの関連店舗が相当数閉店してしまったのは、感染が減った原因かもしれません。

 

誰が見ても、感染症が流行し始めた時から「福祉施設や企業よりも危険ではない飲食店」はあったと思います。

 

それを、大きくひとくくりにして、飲食店全てを営業時間を短縮させたり、お酒の販売を止めたりしていました。

大雑把すぎる。

 

その不満を抑えるために協力金を出していたのですが、それによって「何が正しいのか」を議論するチャンスを失っていました。

だから

今も、何が正しいのか、わからない。

 

現在、協力金が出なくなった第7波においては、一気に、閉店・閉業するお店が増えています。まだまだ、飲食店の経営は厳しいままです。

 

私のお店はその中でも、比較的順調なんですけど、喜んではいません。

 

正しい分析と政策によって、自分の商売が変化を迫られているのなら、甘んじて受けますが、「結局、正解ではなかった政策」に対して3年間も対応し続けていた事がだんだん明確になってきている昨今、割り切れない気持ちでいっぱいです。

 

だれか責任とってくれ!!

 

分科会の会長さんやら、医師会の会長さんやらが 大きな声で、「飲食店にいくな」って言ってたじゃないですか。知事もそうです。

 

どう考えても、今、アクリル板なんか不要じゃないですか。

 

お店側としては、そーっとお客さんに気づかれないように、すこしづつ不要な感染対策を減らしていっているように思います。

 

それでいいんじゃないでしょうか。

 

とにかく、知事・分科会会長・医師会会長には責任をとってもらって、ちゃんとした事を発信してほしい。

 

飲食店を主な感染場所にした事は世間が忘れても、私は絶対に忘れません。

 

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