飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

無礼な従業員の不幸

Amazonさんは便利なので、普段からお世話になっていて、感謝しています。

 

しかし、最近「おやっ」と思う事がありますので書きます。

 

先日、営業中の6時ごろひとりの若い男性がお店に入ってきました。何をいうわけでもなく、奥の方に進んできました。おどおどしているように見えました。お客様ではなく不審者です。

 

よく見ると、Amazonの箱を持っていました。どうやらAmazonさん直属の配送員のようですが私服なのでよくわかりませんでした。

サインは必要ないみたいで、荷物をその辺において、あいさつをしたのかしなかったのかわからないまま、オドオドと帰っていきました。不審というより無礼です。

 

ホール女子のMさんと私は顔を見合わせて

 

「こんなんでいいんですか??」

 

と言いあいました。

 

まあ、Amazonさんの若い配達員さんはいつもこんな感じです。

たまにものすごい高齢者の方が配達してくれる場合もありますが、その時はその時で違った違和感があります・・。

 

佐川急便さんや、ヤマトさんなどの他の配送業者さんは、ユニホームを着用しているし、きちんと「〇〇です」とあいさつ、自己紹介して入って来きます。すくなくとも不審者には見えません。だいたい毎回同じ人が来るので安心です。

 

日本の配送会社よりもはるかに大きなビジネスを展開するAmazonさんが「不審者」を雇って配送させている・・・・。

 

あまりにもポンコツな話で、ガッカリします。

 

企業としての信頼とか、日本人の習慣や感性とかは全く無視して、応対については何もトレーニングせず、求めず 「ただ運べば良い」だけ。しかも毎回違う人が来るのは「日雇い」だからでしょうか?

 

働いている若者も不幸だと思います。せっかく働いているのに、商習慣も学べず、接客は教えてもらわず、お客様との関係も築けない。

 

Amazonさんがする仕事は「配送しましたね」というメールを送るだけです。

配送したか・しなかったか だけがAmazonさんにとって必要な情報であって、それ以外の情報には興味が無い・・・なぜならそれをビジネスにしていないから・・・、

という考えは短期的に利益を得るためには正解かもしれません。

 

しかし、長期的視野に立った場合、やっぱりおかしい事なんじゃないかな。

 

日本は他民族国家ではないし、礼儀の無い振る舞いには「嫌悪感」を感じます。無礼な従業員を雇用している会社は信頼しない。

 

なんとかせんといかんと思います。日本の若者が腐ってしまいます。