飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

表情マジック

先日、私の妻がお店の近くのスーパーに買い物に行きました。

 

その日、お店は結構混んでまして満席でした。そこに男性2人連れのお客さんが来られましたが、入店できない状態でした。だから当店のホール女子のYさんが「今、満席なんですよー」って、入り口の場所まで言いに行きました。

 

お客様は「あ、そうですか~」と反応・・・・・・。

 

Yさんが「すみません」と言って入り口のビニールシートを閉じたあと・・・

 

2人連れのお客様は、入店できなかったのに「か~わいい!!」と言って喜んでいたそうです。

(Yさんのことだと思います)

 

これを、ちょうどスーパーから帰ってきた妻がしっかり見ていたのです。買い物から帰ってきた妻は、面白そうに笑いながら、話してくれました。

 

凄い効力ですね。

 

ちなみにYさんはすごい美人ですが、それだけではなく、とてもやさしい人なのです。

後輩に対して面倒見が良いし、他人の気の毒な話を聞いてちょっと涙ぐむような情の深い人です。

 

声のトーンとか表情に「人柄の良さ」がでていたのではないかとも思います。

ちなみに当店はマスクではなくマウスシールド着用で営業していましたので、Yさんの表情は全て見えています。

 

マスク全盛期の昨今、こういった表情マジックは忘れ去られていませんか?

 

3月には”マスクの個人判断”・5月には”2類から5類への変更”と、感染対策が緩和されてきます。

 

本来、飲食店の魅力は 味だけではなく、従業員の接客や雰囲気に左右されるのです。「スマイル0円」を打ち出す企業もありましたね。

 

しかし、この3年で、ウーバーイーツなどの宅配システムが発達した事もあり、「味」だけが飲食店の売り物であるかのような流れになっています。

 

昨日、

とあるファミレスを使いましたが、客席誘導なしで着席しタッチパネル注文・ドリンクバー・そして無人会計です。サービスなんかありません。

(当店のサービスはどうでしたか?というアンケートはありましたがね(笑))

 

「レストランを使った」と言う感覚もありませんでしたし、お店の雰囲気もよくない。

 

もう、こういうお店は「飲食店・レストラン」と言わないでほしい。一部のコンビニに付帯している「イートインコーナー」と大差ない。

 

接触なんだからノンサービスレストランとか、新しい言い方が生まれてほしい。

 

 

サービスとは、Yさんがやったように、現場で対面して、相手を思いやる心・豊かな表情・誠実な声のトーン等を使って展開するもの、と定義してもいいんじゃないでしょうか。

 

広辞苑とか大学とかで学術的にきちんと整理してほしいと思いました。